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核兵器廃絶を求めて
2015年国民平和大行進が市内を行進
核兵器廃絶を求めて毎年つづけられている国民平和大行進が6月12日、13日の二日間、小矢部市内を行進しました。
通し行進者 西田重好氏
笠木透「平和の暦」を独唱
広島まで歩き続ける通し行進者として今年は大津市役所を定年退職した西田重好氏が歩きました。
小矢部市役所前で13日朝、西田氏はギターと独唱で笠木透が最期につくった「平和の暦」を歌いました。
その歌詞は「戦争を放棄して68年 理想を掲げて68年 私たちの平和の暦 みんなの力でここまできた・・・・九条と生きた68年これからもまた68年 私たちの平和の暦 何がなくてもこれさえあれば」というもので、安倍政権による憲法破壊の戦争法案に国民の批判が高まっているなかで行われる平和行進にふさわしいものでした。
平和行進は所々で署名と募金に取り組みました。二日間で79筆の核兵器廃絶署名と被爆者救援募金7277円が寄せられました。中央町では平和行進が来るのを待っていて募金を出した人にも出会いました。
NPT最終原案に初めて
「核兵器禁止条約」「非人道的」に言及
粘り強い市民運動が世界政治に働きかける
NPT(核不拡散条約)再検討会議で一部核保有国の反対で合意文書の採択ができませんでしたが、その最終原案のなかに初めて「核兵器禁止条約」の言葉が取り入れられたことや、「核兵器は非人道的な兵器だ」との指摘が何カ所も出てきます。
これまでの粘り強い市民の運動が一歩一歩世界の政治を動かしていることを確信させるものです。
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