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砂田喜昭 2015年3月13日更新  
核兵器全面禁止のアピール署名
国連本部へ

市民署名500人分を発送
小矢部平和委員会 堀内喜亨

 小矢部平和委員会では、「核兵器全面禁止のアピール」署名100枚、500人分を、このほど富山県原水協あてに送りました。これはニューヨーク国連本部へ向けて、3月上旬に船便で送り出されます。


市内寺院からも
 184人分の署名


 小矢部市平和委員会では、昨年10月以来、小矢部から1000人分の署名をニューヨークへ、を目標に取り組んできました。市内のご寺院からは184人分の署名をいただきました。
 戸別訪問による対話や街頭署名の中では、「あんた方、ご苦労さんやね」と、多くの激励をいただきました。また、「そんなこと言うても、もうと、禁止にはならんちゃ」との批判もいただきました。
 私どもは、核兵器は人間が作ったものであり、わずか70年しか経っていないこと、誰もいいとは思っていないこと、そして、被爆者を先頭に「核兵器をなくしよう」という粘り強い運動によって、ようやく20年ほど前から、「核兵器禁止」が全世界の世論になってきたこと、被爆者が高齢になっており、何としても、核兵器禁止を早期に実現したいこと、などを説明しました。

 
平和を求める多くの
  方々のご協力の賜物


 この間29、070円の募金も寄せられました。平和な世界を求める市内の多くの方々のご協力の 賜物です。心からの敬意を表します。

  国連事務総長ら
 被爆国日本からの署名で世界にアピールを


 私たちは、今年4月のNPT(核拡散防止条約)見直し会議で、各国が、すみやかに核兵器禁止条約の交渉を開始するよう、求めてきました。パン・ギブン国連事務総長や、アンゲラ・ケイン軍縮委員会特別代表などは、被爆国日本からの署名を世界にアピールして、世論の力で、核兵器保有国を交渉開始へと導こうとしています。
 昨年12月のウイーンで開かれた3回目の「核兵器の非人道的影響についての国際会議」には、「核抑止力論」に立つ米英を含む158か国が参加し、核兵器禁止の世論はますます強まっています。

4月までに署名を1千名に
 ますますのご協力を


 高岡市在住の松田理恵子さんが、4月の国連本部への代表団の一員に加わります。私どもは、松田さんの手荷物に入れて運ぶ分まで含め、ひきつづき訴え続けて、何とか1000名の目標に到達したいと考えています。
 小矢部市の皆様のますますのご支持、ご協力を重ねてお願いいたします。

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