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請願「年金下がって、とても心配」
12月議会報告
賛成は砂田市議だけ
12月議会で「消費税が上がるのに、年金が下がって、この先とても心配」との声を国に届けてほしいと、全日本年金者組合富山県本部から出された請願が審議されました(賛否一覧参照)。
12月議会最終日22日、砂田市議は討論で次のように訴えました。
長寿は
人類の夢だったはず
「少子高齢化について、少子化を食い止める努力は必要だが、高齢化社会は決して悪くない。秦の始皇帝の時代から、長生きは人類の夢で、日本が世界で一、二を争う長寿国となったことは喜ばしい。」
問題は、高齢者を
支える社会でないこと
「問題は高齢者の生活をしっかりと支える社会になっていないことだ。」
「10年前に自民・公明連立政権が『100年安心』の年金改革を唱えたが、どこが『100年安心』か。」
消費税に頼らない
「別の道」がある
年金制度を充実させるために、砂田市議は「消費税に頼らない別の道がある」と強調しました。
「それは第1段階=歳出の浪費を一掃し、富裕層・大企業への優遇を是正する、これによって年間約20兆円の財源を生み出すことが可能。第2段階=大企業に貯め込まれた内部留保285兆円の一部を活用して賃上げや、中小企業との正当な取引の回復などで国内経済を立て直し、年2%の経済成長を実現させれば、10年後にはさらに20兆円の財源ができる」と強調し、日本の不公平な税制度を告発しました。
税金を払わない
巨大企業
「ソフトバンクは788億円の経常利益を上げながら、納税額はいくらか、我々と同じ税率10%なら78億円のはずなのに、なんと500万円(「税金を払わない巨大企業」文春新書、富岡幸雄元政府税制調査会特別委員=写真)。
これを正せば、日本には立派に高齢化社会を支える経済力はある。」
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