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砂田喜昭 2014年12月12日更新  
「若者を戦場に送るな」
石動駅前で「赤紙」配り

 日本母親大会連絡会が呼びかけた「赤紙配り」が12月8日朝、新日本婦人の会小矢部支部と小矢部平和委員会の皆さんが出て、石動駅前で取り組まれました。
 雪の降る朝、高校生が興味深そうに受け取っていました。
 「赤紙」は戦前の軍隊への召集令状です。


安倍政権にノーを
 「集団的自衛権=米軍と一体に、海外で武力行使」


 安倍自公政権は7月1日、閣議決定で集団的自衛権行使容認に踏み出しました。日本を海外で米軍と一体に戦争する国につくりかえようとしています。国民の多数はこれに反対し、安倍内閣の暴走にストップをかけようと懸命です。
 再び日本を、戦争で人を殺し、殺される国にしてよいのでしょうか。「若者を戦場に送るな」と、お母さんたちが呼びかけました。高校生たちも敏感に受け止めているようです。

 
再び戦争する国に
   してはならない


 73年前の1941年12月8日に、日本が真珠湾を攻撃し米英と無謀な全面戦争に突入しました。
 軍国主義日本は明治維新以来、日清戦争を皮切りに50年間、戦争に次ぐ戦争で、満州事変によって開始された15年戦争ではアジアの人々2000万人以上、日本人310万人を殺してきました。
 しかし戦後70年間、自衛隊は一人の外国人も殺していませんし、戦死者も出していません。憲法9条のおかげです。世界で紛争は避けられなくても、それを戦争にしないことが大切で、「国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使」を禁じた日本の憲法はその意味では先駆的です。
 「再び戦争をする国にしてはならない」との呼びかけに、用意した「赤紙」チラシはすべて受け取ってもらえました。

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