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核兵器全面禁止の署名は「極楽行き通行手形」
今年の「原水協通信」1月号に、「2万筆の署名を集めたナニワの市聖・小谷(オセ)静良(セイリョウ)さんに聞く」という記事がありました。小矢部市での署名活動の励みになりますので、紹介します。
断られて元々
「私の顔を見たら署名させられるか、お金をとられるかということを知っているので、書いて待っていてくれます」と小谷さん。「核兵器全面禁止のアピール」の署名用紙を自転車屋のおじさんや、書道教室の先生、阪神タイガースの応援団長など、様々な人に預けています。〈おもろいおっちゃん〉ということで、すぐに仲良しになれ、署名をお願いするのだそうです。「断られて元々。誰にでも声をかけています。『飲みに行くぞ』となったら、土産に署名用紙を持っていきます」。
なるほど、「市(街中にいる)聖」(イチヒジリ)ですね。
署名活動は最高
「私は乞食坊主であり、寺もお金もありませんが、経文を読み、お布施をいただき生活を支えています。経文で説く理想に支えられた社会的な現実を踏まえて(理想社会を現実の世界で実現するため)、具体的な活動を展開しようとするならば、署名活動が最高です。署名は社会理念を主張し、賛同者を募り、記名させます。」
署名した本人は名前を書いたことで、自分の判断の正当性を主張する人に変わり得ます。
「やがて、署名してくれた人が、今度は募ってくれることもたびたび発生します。正しい主張の署名活動は、社会に波紋を投じ、共鳴連鎖を呼び起こし、反復活動で拡大し、支持者を増加させることが可能です。だからやめられません。」
壁を作らない
「とにかく壁を作らないことです。こちらが構えたら、相手も構えます。自然体が大事です。考えると足が止まるので、顔を見たら、とにかく渡すことにしています。回収に行ったときにも、いろんな話をしながら、最後に『署名書いた?』と聞いています」
極楽行き
約束通行手形
あなたも いかが?
『貴殿は五戒、五大願を堅持され、同行二人の聖行を娑婆世界で厳修されましたので、密厳浄土へ即身成仏なさることを証します。南無遍照金剛。合掌』、という感謝状を2000部も作り配っているそうです。小矢部在住のあなたも、一枚いかがですか。
(K・H)
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