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砂田喜昭 2014年11月21日更新  
「消費税は社会保障のため」はデタラメだった
「どうやって払えばよいのか」
後期高齢者医療保険料

 「後期高齢者医療保険料、やっと昨年分の支払いが終わった。今年の分も12万円請求来ているが、どうやって払えばよいのか。」市内のHさんはほとほと困っていました。

低所得で9割軽減の865万人にも大幅アップ

 このうえ安倍政権は2016年度から、75歳以上が加入する後期高齢者医療保険料で9割軽減されている人865万人から保険料を引き上げようと狙っています。
 後期高齢者医療では現在、年金収入で250万円以下の世帯を対象に特例として保険料を最大9割軽減。子どもの扶養家族だった高齢者も特例として9割に軽減しています。
 ところが厚労省は、「世代間・世代内の不均衡がある」として特例措置をなくし、810億円の医療費を削減する案を提案しました。元会社員や会社員の夫を亡くした妻ら単身高齢者(年金収入年80万円以下)で、月370円から1120円へ一挙に3倍も上がります。

消費税10%許せない

 「社会保障のため」という消費税大増税の口実がデタラメであることが改めて浮き彫りとなりました。そのうえ安倍政権は来年10月から消費税10%への引き上げを狙っています。許せません。

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