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子ども医療費窓口無料を近隣市でも
砂田市議の一般質問(1)
6月議会が9日に始まり、13日には一般質問が行われました。砂田市議は@子ども医療費の拡充を、A子ども子育て新制度、B国保税の引き下げ、C就学援助、D少人数学級、E市設置型浄化槽について取り上げました。今週号では子ども医療費を紹介します。
中学3年まで、通院も入院も、
所得制限なしで無料化 小矢部市
砂田市議 小矢部市はこれまで次つぎと子ども医療費無料制度を拡充し、中学3年生まで、通院も、入院も、所得制限なしで実施した。これは県下でも先進的な取り組みだ。
富山県内では市町村が競い合うようにして、この制度の充実を図ってきた。その結果、子育て支援としては、県民から高く評価されている。
医療費による子育ての負担感
全国 23・4%
富山県 4・9%
厚生労働省が行った「子育て支援サービスに関する全国調査」では、子育ての負担感で「医療費」をあげる人は全国的には23・4%なのに、富山県では4・9%にとどまっている。ここに、子ども医療費無料制度を拡充させるために、石井県政は何もしなかったが、各市町村が競い合って努力してきた結果が反映している。
県内で、窓口無料化も前進
病院・医院の窓口で一旦立て替え払いをしなくてもよい窓口無料化も進んでいる。小矢部市では市内の医療機関では窓口無料だし、砺波総合病院や高岡市民病院、厚生連高岡病院も窓口無料化の対象とした。
最近、県内ではある自治体が、隣の自治体の病院・医院でも窓口無料を実施した。これを機会に、近隣市での窓口無料化を小矢部市としてもやってはどうか。また、小矢部市民が子ども医療費無料制度を近隣市でどの程度利用しているか。
民生部次長 2014年4月分の乳児を除く子ども医療費の利用件数は下記の通り。
「医師会と協議し、できるだけ前へ進めたい」民生部次長
民生部次長 高岡、砺波、南砺での窓口無料化については、市民からの要望があればその利用状況を調査し、かつ、両市の医師会との協議を行ったうえ、できるだけ前へ進めるようにしたい。
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