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砂田喜昭 2014年6月17日更新  
市民の声を政治に
請願を6月議会で審議

 市民の声を政治に届けようと、6月議会に二つの請願が出されました。いずれの請願も砂田市議が紹介議員となりました。これらの請願は10日から始まった6月議会で審議されます。

国民健康保険税の引き下げを

 「国民健康保険税を引き下げてください」との請願が6日、小矢部市長と市議会議長に提出されました。日本共産党小矢部市委員会が市民に署名を呼びかけていたもので、賛同者の一人、堀内昭世さん(市内埴生在住)が請願人として申し入れました。
 引き下げのためには、国、県に対して社会保障制度にふさわしく財政負担を増やすよう求めるとともに、市独自の取り組みとしても一般会計から補助を増やすことを求めています。

「集団的自衛権」行使を認めない

 「憲法解釈を変えて集団的自衛権行使を容認することに反対する意見書採択を求める請願」も6日、市議会議長に提出されました。請願者は土井由三氏(元小杉町長)、青島明生氏(弁護士)らです。「憲法を守る小矢部の会」の会員からもその賛同者となっています。
 「集団的自衛権」は、日本が攻撃されてもいないのに、アメリカなど「同盟国」が起こした戦争に参戦するもので、「戦争放棄、交戦権の否認」を定めた日本国憲法に違反するものです。これを認めれば、これまで憲法9条のおかげで「非戦闘地域」で「武力行使をしない」とされていた縛りが解かれます。そうなるとたとえ後方支援であっても自衛隊員を外国の戦闘地域に送り込むことになり、武力紛争に巻き込まれ、日本人の若い血が流される恐れがあります。
 安倍首相はこれを一内閣の閣議決定で憲法解釈を変えて実行しようとしています。
 これに対して、多くの批判と危惧の声が沸き起こっています。かつて首相を務めた海部俊樹氏(6月9日夜、テレビ番組)や、自民党元幹事長の加藤紘一氏(「しんぶん赤旗」日曜版5月18日号)、古賀誠氏(同2013年6月2日号)たちも公然と批判の声をあげています。
 市民の中からも「安倍のやり方は本当にひどい。日本が戦争する国にならないかと大変心配だ」「安倍さんは怖い」との声が多く寄せられています。

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