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砂田喜昭 2013年12月15日更新  
アウトレットパークに税金投入
決算認定に反対

 12月議会初日に2012年度決算について採決され、砂田市議は一般会計、国民健康保険会計、後期高齢者医療会計、下水道会計の認定に反対しました。


砂田市議の反対理由は次の4点です。

@ 三井アウトレットパーク進出に税金を投入して支援したことです。企業誘致で小矢部市がこのような破格の支援をしたことはありません。
A 下水道会計については、散居村も公共下水道方式で進めれば、市内全域水洗化が30年以上先送りされ、下水道使用料が跳ね上がる危険があることです。
B 国民健康保険会計については、国保税の負担が重く、全国の自治体では法定外の繰り入れをして国保税を下げる努力をしているが、その努力が足りないことです。
C 後期高齢者医療会計については、高齢者を75歳で区別し、あたかもそれ以上長生きしてもらっては困るかのような制度です。かつて民主党は後期高齢者医療制度の廃止を公約して政権につくことができたのですが、これを裏切った結果、国民の厳しい審判を受けました。この会計については、砂田市議のほかにもう一人の議員も反対しました。

美術館問題
人格形成に役割を果たせる態勢づくりがカギ


 討論の最後に砂田市議は美術館問題について次のように述べました。
 
 昨年3月議会の予算に対する討論で私は、新しい施設を作ることに市民の間で疑問の声があることを指摘したうえで、予算特別委員長報告「子どもたちの美術に対する力を伸ばすことを第一に、市民の意見を真摯に受け止め、美術館建設の是非を含めその検討を行うこと」を、真摯に受け止めるよう要望しました。
 その後、これを所管する民生文教常任委員会では、寄付申し出者との懇談会、美術館等建設調査検討委員会の皆さんの参考人質疑などを行い、@美術を通じて子供たちの創造性、個性を生かした自己表現力を育てること、高齢者が臨床美術などを通じて五感を発達させることができるならば、設置する意義がある、Aそのためにも美術についての指導ができ、かつ、企画力のある職員の配置が必要であるとの取りまとめを行いました。
私自身、この議論を通じて、美術が単なる趣味の世界ではなく、スポーツなどと同じように人格形成に果たす大きな役割を理解しました。そこでこの施設がその役割を果たせる職員配置を含めた態勢をとるのであれば、賛同できるとの態度を表明します。

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