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砂田喜昭 2013年11月10日更新  
産業建設常任委員会
除雪計画を発表

 小学校周辺で歩道の
 早朝除雪


 産業建設常任委員会が5日に開かれ、今年の冬の除雪計画について報告がありました。
 ほぼ例年通りの計画ですが、小学校周辺の歩道については午前7時までに除雪を終える早朝除雪に本格的に取り組みます。
昨年実施した試行区間が対象となり、県道も含まれます。
 砂田市議は「県道、市道の歩道で早朝除雪する区間を地図で示し、小学校にも渡して子どもらに早朝除雪の場所をわかるようにするとともに、実際に早朝除雪がされているのかチェックできるようにしてもらいたい」と述べました。建設課長は「県道の歩道除雪区間が正式に決まったら、市道・県道一体のものとして地図で、学校側にも示したい」と答えました。

  消雪は機械除雪の
  3.8倍のコスト


消雪・・・・・・190万5千円
機械除雪・・・49万8千円

 決算特別委員会で砂田市議が質問していた機械除雪と消雪のコスト比較が報告されました。消雪には年間1キロメートル当たり、190万5千円で、機械除雪の場合は1キロメートル当たり49万8千円で、消雪の方が機械除雪よりも3.8倍コストがかかることが明らかになりました。

 機械除雪で
 困る問題への対応を


 砂田市議は「このことを広く市民にわかってもらうことが大事だ」と指摘するとともに、「機械除雪で困るのは家の前の雪を除けた後に、そこへ除雪した雪が押し込まれることだ」と述べました。
 以前に相談を受けた事例として、一人暮しの高齢者の家の前が、除雪した固い雪で埋められて外に出られなくなったことを紹介しました。これは高岡市福岡でのことでしたが、共産党の金平高岡市議と連絡を取って、高岡市にその雪を除けてもらい解決しました。このように一人暮しの高齢者が困った場合に、小矢部市としても対応してもらいたいと要望しました。建設課長はちゃんと対応できるようにしたいと答えました。

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安倍政権「猫の目農政」に対し
市は農業者の意見、要求を把握し政策提言を


 砂田市議は安倍政権が減反廃止、コメの農業者戸別所得補償(10a当たり1万5千円)の半減や廃止を言い出した問題を取り上げました。
「猫の目農政の極みだ。転作で大豆を作付している営農組合にとっては、大豆コンバインなど多額の投資をしている。」
 「財界からは公募で農外企業の参入を進めるよう求めている。現在『人・農地プラン』などで農地を担い手農家に集めるために地域の実情がわかった農協や農業委員会が、仲立ちしているが、財界はこの関与を外せと要求している。こんなことでは地域が共同で維持してきた社会がバラバラに壊される。」
 「国・県がどのような方針、政策を打ち出すのかという情報待ちの姿勢ではなく、市が直接、現場で苦労している農業者、兼業農家や集落営農組織、大規模農家、農協などから意見、要求を聞き、どうすればよいか、政策提言をまとめるようにしたらどうか」と主張しました。産業建設部長は「関係者の意見をよく把握するようにしたい」と述べました。
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「あなたの願い実現アンケート」に回答届く

 日本共産党小矢部市委員会が11月1日から始めた「あなたの願い実現アンケート」に連休明けの5日、早速10通の回答が寄せられました。
 用紙一面に気持ちを書き綴った回答が多く寄せられています。一部を紹介します。
 「アベノミクスはバクチ、鉄火場経済である。」
 「富裕層だけが恩恵を受けている。我々はよくなっていない。」
 「少しずつ良くなっている。富裕層にはもう少し負担を求めたい。消費税は8%で上げないでほしい。」

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