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砂田喜昭 2013年4月14日更新  
たいへん重い国保税
4人家族100万円の所得で国保税15万円
3月議会予算特別委員会報告

 砂田市議 国保税は市民にたいへん負担が重いが、モデル家庭でどれだけになるか。
 
市民課長 夫婦と子ども2人の4人家族で夫の所得が100万円の場合は、低所得ということで5割軽減の対象となって、医療分の国保税は15万3590円。
 夫の所得200万円で34万2490円。
 夫の所得300万円で44万9520円になる。

  
砂田市議 100万円の所得で5割軽減を受けても15万円の国保税、200万円で34万円。一方、600万円を超えると、最高限度額になりそれ以上国保税が増えない。生活が苦しい人ほどたいへんきびしい。
 この解決に、国にはもっと財政負担すべきだということを要求していきたい。

滞納したら延滞金
 昨年に比べ
  大幅増はなぜか


  
砂田市議 延滞金とは国保税を滞納したら割り増し金をとるものだが、国保税の延滞金が昨年度の予算に比べて大幅に増えているのはどうしてか。
 
税務課長 実績に基づいて計上している。滞納徴収班をつくって税務課は鬼のように取っているのではないかと、誤解されやすいが、そうではない。平成19年にサブプライムローン、平成20年にはリーマンショックによって100年に一度という大不況に陥った。それをふまえて小矢部市は他市に先駆けて国保税の減免要綱、市税全体に対する延滞金の減免要綱を平成21年度につくった。無理して延滞金を取っているのではない。

延滞金利息
  14・6%も!


  
砂田市議 延滞金の利子はどれだけか。また、分割して滞納分を納めている人には延滞金を減免できると聞いているが、どうか。
 
税務課長 4・3%は最初の1ヵ月だけで、それから後は14・6%で、延滞金が高いということで減免要綱をつくらせてもらった。

延滞金を
  減免する制度


 
税務課長 小矢部市にはこれまで延滞金そのものに対する減免要綱はなかったが、火災、災害、所得の激減、事業を休止・廃止した、職場を失った、あるいは家族に病人が居るといういろんな条件を、生活保護の基準を元にそれを若干上回る程度の人に対する減免の要綱をつくった。

国保税の減免
 7件 14万円余
延滞金の減免
 23件 400万円弱


  
砂田市議 減免の実績はどうか。
 
税務課長 平成23年度に国保税そのものの減免では7件で14万8700円。市税全体の延滞金では23件、398万3800円の減免、そのうち国保は11件、91万4900円。
 
 砂田市議 せっかくよい制度をつくったのだから、市民の暮らしを支えるうえで大きな力を発揮するように、相談などで適切に対応して欲しい。

小学校普通教室にも
 エアコンを


  
砂田市議 小学校普通教室にエアコンを設置することについては、12月議会では大谷小学校、東部小学校の耐震・大規模改修工事が終わってからとのことだったが、これは2013年度中に完了することになった。そこで来年、2014年の夏に間に合うようにエアコンを設置できないか。
 
教育次長 ちょうどいま総合計画の見直しをする時期になるので、そのなかでも検討したい。

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