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安倍首相のTPP参加表明に抗議
日本共産党が街頭宣伝
安倍首相がTPP交渉参加を表明したことに抗議して、日本共産党は18日朝、石動駅前で街頭宣伝をしました。掲げていたプラスターが折れてしまうくらい強い風のもとでしたが、見知らぬ方がわざわざ車を停めて、握手を求めていかれました。車の中から会釈して行く人も多く見られました。
JAいなば、医師会、歯科医師会に申し入れ
TPP反対運動を
共同で広げよう
安倍首相はオバマ米大統領との日米共同声明をうけてTPP参加へ動き出したなか、日本共産党小矢部市委員会は3月8日、JAいなば、小矢部市医師会、小矢部市歯科医師会へ「TPP参加阻止へ共同で運動を広げましょう」と申し入れました。
申し入れ書では、「安倍首相のごまかしを広く知らせ、国民各層に呼びかけて運動の輪を広げよう。この国民運動こそが、日本の利益を損なう妥協を許さない力となり、国会での批准を阻止する力の源泉となる」と述べて、@各団体でTPP絶対反対を決議し、国や小矢部市議会などに働きかけること、A広く市民各層にTPP反対の決起集会、学習会などを呼びかけること、B日本共産党発行のTPP反対の宣伝物を部内に配布していただきたいと要請しました。。
「私たちは諦めていない」
JAいなば組合長
JAいなばの組合長は、「マスコミが推進一辺倒でおかしい、私たちは決して諦めていない」と語り、医師会、歯科医師会も「TPPには医師会として反対している、申し入れの趣旨は役員会で相談する」と述べました。
3月議会
安倍首相のごまかし 『例外をつくることができる』
後から参加したカナダ、メキシコ
先行9カ国合意を丸呑みが参加条件
砂田市議の一般質問
市長もTPP参加反対をつらぬくこと
砂田市議は3月11日、市議会本会議でTPPについて質問しました。
砂田市議 12月議会で市長は「聖域なき関税撤廃を前提にする限りTPPに反対」と答弁し、その聖域ついて「農業だけではない。やっぱり医療、食の安全・安心、保険とか、そういった分野でも明らかに影響が出るから、しっかり守っていくべき」と述べられたが、変わりはないか。
桜井市長 現段階においてもその考えは変わっていない。
砂田市議 日米共同声明において、安倍首相が聖域・例外をつくることができるかのような説明しているが、ごまかしでしかないと思うが、どうか。
桜井市長 現段階において安倍総理の見解に所見を述べることは差し控えたい。
砂田市議 8日の衆院予算特別委員会で、TPPにこれから新規に参加する国に、交渉する余地がないとんでもない条件が付けられていることが議論となった。
日本共産党の笠井議員は、カナダとメキシコが昨年6月に交渉に加わる際、(1)先行して交渉してきた9カ国が合意した条文はすべて受け入れる、(2)将来、ある交渉分野について9カ国が合意した場合、その合意に従う、(3)交渉を打ち切る権利は9カ国にあり、遅れて交渉入りした国には認められないことが条件とされているーと指摘していた。これでは、いくら「聖域を守る」といっても守れなくなる。
政府が昨年3月に公表した文書でも「新規交渉参加国に求める共通の条件」として(1)包括的で質の高い協定への約束、(2)合意済みの部分をそのまま受け入れ、議論を蒸し返さないこと、(3)交渉の進展を遅らせないこと―が明記されており、交渉で聖域を設けることができるはずがない。
日本の軽四もやり玉に
砂田市議 アメリカが日本の軽四を非関税障壁と指摘していることについて、スズキの鈴木修会長が批判している。新製品発表会の2月26日、TPPで米国政府が日本独自規格である軽自動車の税制優遇を問題にしていることについて質問され、「TPPと軽は全然関係がなく、何が何だかさっぱりわからない」と述べた。
小矢部市としては市内の重要産業である農業を守り、軽自動車を守り、医療、保険など日本独自これまで積み上げてきたルールを守るためにも、TPP参加反対をつらぬいて欲しいが、決意を伺う。
「拙速な参加に反対」
桜井市長 これは政府の専権事項だが、情報公開、国民の理解、合意を求めることが必要だ。現段階では拙速な参加には反対である。
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