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砂田喜昭 2013年3月18日更新  
小矢部市の新年度予算案の概要その2、3、4

石動駅周辺整備基本計画策定事業 130万円

 昨年11,12月に実施した石動駅周辺整備に関する市民意見募集(パブリックコメント)に基づいて、@石動駅に南改札口設置、A駅をまたいで南北をつなぐ自由通路建設、B橋上駅化の3案からいずれかを選び、整備計画をつくります。
 2014年度中に、駅南では朝日化工が移転後、土地区画整理事業で駅南広場をつくり、駐車場用地を確保します。その後、市は駐車場を整備します。
 並行在来線がJRから第三セクターに移行するのも2014年度末の予定です。
 これらのスケジュールをにらみながら、整合性のある計画にできるか、また、人口減少社会を迎えたなかで効率的でこれにふさわしい石動駅周辺整備とできるかが課題です。

石動駅バリアフリー化
整備事業補助金 7293万3千円


 JR西日本が石動駅にエレベーター専用の新しい跨線橋を造り、駅のバリアフリー化を行います。これに国、県、市が補助をします。

エネルギーに関する教育支援事業 100万円

 放射線の学習をするとのことで、エネルギー関連施設見学をあげています。原発の安全神話を子どもたちにすり込むことにならないようにしなければなりません。

東部産業団地造成事業 2千万円

 アウトレットモール誘致のための調査・設計業務の費用です。

ヘリカルCT肺がん施設健診 51万円

 肺がんが年々増加傾向にあり、ヘリカルCTによる肺がん検診を市内医療機関で受診できるようにします。40歳以上の市民対象で費用負担は4千円、節目年齢(50,55,60,65,70歳)は3千円。医療機関に専門医が2名必要なため、今のところ対応できるのは北陸中央病院ですが、他の医療機関とも今後協議していきます。

大谷邸改修事業 8千万円

 水落にある大谷邸の寄付を受けて改修します。ふるさと博物館を取り壊しここに移設することも検討しています。

文化スポーツセンター改修工事 
                 1500万円


 2階を使用できるように改修します。

定住促進対策事業 4514万3千円

@ 新規住宅建築・取得者に対する助成
  市外転入の場合100万円を上限。子育て加算として子ども一人につき10万円ずつ加算。
  市内転居の場合20万円
  市内同地内の場合10万円
A 賃貸住宅・空き家の入居者に対する家賃助成
  市外転入者に家賃月額1万円助成
  新婚家庭で民間賃貸住宅への入居月額1万円の補助を2年間など

不育症治療費
助成事業 60万円


 子どもを産み育てやすい環境づくりをめざし、小矢部市は不妊症治療費に助成していますが、それにくわえて、妊娠はするけれど流産、死産を繰り返す不育症の治療にも助成することにしました。不育症の治療にかかった自己負担分(保険適用外や不育症検査も含む)を助成します。年間限度額30万円です。所得制限も回数制限もなく、子の有無にかかわらず助成します。

認知症高齢者グループホーム等整備事業
 7435万8千円


 認知症高齢者グループホームを2施設、小規模多機能型居宅介護施設1施設などの整備を支援します。

事業所用太陽光発電設置に補助金

 今年度から、事業所が自社利用のために設置する太陽光発電設備(10Kw以上)の設置に100万円を限度に補助をします。

防災備蓄倉庫の整備

 市役所分庁舎(旧住田写真館跡)に防災備蓄をしていますが、雨漏りがあるので6500万円で整備します。

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