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スタディメイトやスクールカウンセラーの充実を
発達障害、いじめ、不登校への対応
民生文教常任委員会の事業評価2
小矢部市は小中学校での発達障害児やちょっと気になる子の問題、いじめ、不登校に対応するために、スタディメイトや適応指導教室指導員、スクールカウンセラーを配置しています。
特別支援教育支援員(スタディメイト)派遣事業では、小学校に在籍するLD(学習障害)等の発達障害を含め、障害のある児童に対して学校生活上の介助や学習活動の支援を行うことを目的にしています。2011年度は8名のスタディメイトを5小学校に配置しました。
不登校児童等適応指導事業では、不登校児童の集団生活への適応を援助し、学校生活への復帰をめざす取り組みとして、スクールカウンセラーによる相談活動や適応指導教室「ふれんど」(岩尾滝の教育センターにて)を運営しています。
勤務時間の延長
スクールカウンセラーの育成も
市議会民生文教常任委員会は8月9日、これらの事業について次のようにまとめました。
二つの事業は今後とも引き続き支援の充実が必要である。
スタディメイトの勤務時間の延長を図り教師とのコミュニケーションを充実させる事が重要である。
臨床心理士の資格を持ったスクールカウンセラーの育成(採用)を県に要望することが必要である。
「効果はあるが、先生とのコミュケーションの時間が足りない」 教育次長
教育次長は委員会で次のように述べました。
「スタディメイトは、とくに低学年の児童支援に有効である。先生の資格を持っている方がいるので、二人目のティチャーということでサポートできる。担任がいなくても友達感覚でクラスにいるので、児童の変化も担任に伝える効果がある。課題として、勤務時間が限られており、児童の終業時間まで一緒におれない。担任との打ち合わせ時間がないという問題もある。」
「スタディメイト、図書館司書と先生とのコミュニケーションがうまくとれるような仕組みを作りたい。教頭会に相談を持ちかけている。それを受けて予算的に必要なものがあれば、平成25年度予算に提案する。うまく情報を共有し話しあう場を持つ仕組みを作って行きたい。」
「スクールカウンセラーという臨床心理士の資格を持った人が少ない。予約をとるのも難しい状況だ。」
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