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砂田喜昭 2012年10月13日更新  
農協の日帰りドックも
メタボ健診に認めよ


9月議会 砂田市議の一般質問(3)


市助成ドック健診 204人
農協の日帰りドック378人


 砂田市議
 2011年度特定健診(メタボ健診)を2764人が受診、このうち市が助成したドック健診を204人が受けている。JAいなばが実施した日帰りドック健診を受けた378人は受診者数には入っていない。日頃健康に留意しているこうした人々の健診結果を小矢部市としても把握し、市民の健康増進に役立てるべきである。

健診項目が充実している
農協の日帰りドック


 農協の日帰りドックの健診項目は73項目あり、市が補助している医療機関での日帰りドックでは健診項目は59項目しかない。肺活量など呼吸機能の検査、眼底検査、X線透視でも食道や十二指腸、腹部超音波検査でも胆嚢や腎臓がない。より多くの検査項目があるところで見てもらいたいというのは、当然のことだ。また、医療機関を次々と変えるよりも、継続的に自分の体のデータが蓄積されているところで検査を受けることは、健康管理にも有益ではないか。

農協の日帰りドックにも
市の助成を


 高岡市はこうした日帰りドックについて、契約した医療機関との間で一人1万5千円の助成をしている。この医療機関を順次増やしている。
 小矢部市としても、まずJAいなばの日帰りドックに助成してはどうか。同じいなば管内でも旧福岡町に住んでいる人は、この助成金を受けている。

「情報提供を受けるための協議をしたいが、
助成は困難」 民生部長


 民生部長
 以前、厚生連高岡病院に情報提供を申し入れたが、そのためのシステム改修に費用がかかり、小矢部市のJA組合員である国保被保険者が厚生連高岡病院で人間ドックを受けても小矢部市の助成がないことを理由に断られた。システム改修については今後も改修費用や情報提供を受けるための諸問題を協議していきたいが、市の助成については現段階では市内の公的病院の活用を優先ということから市外の医療機関へのドック助成は困難である。

市民の声

 北陸中央病院の日帰りドックの健診項目も、農協並みのものにしてほしいな。

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