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砂田喜昭 2012年9月30日更新  
めざそう!
いのち・福祉優先の「あったか県政」

県知事選挙に米谷寛治氏

 富山県知事選挙(10月11日告示、28日投票)に米谷寛治氏(明るい富山県政をみんなでつくる会代表委員)が立候補表明しました。

 9月21日に開かれた「めざそう!いのち・福祉優先の『あったか県政』」と題した学習決起集会で米谷氏は「利賀ダムなど大型開発にばかり税金を使い、教育や子育て支援が近隣県よりどんどん遅れてしまった。国政では民主・自民・公明の増税談合でアメリカ言いなり、財界中心の政治をしているが、富山県政でも自民党中心で共産党以外オール与党の県政だ。これを変えるために頑張る」と決意表明をしました(写真)。
 集会では各界、各分野から8年間の石井県政を問う意見が相次ぎました。

石井県政で
教育後進県に


 県財政に占める教育費の割合が石井県政になってからどんどん小さくなり(2000年全国順位23位、2005年36位、2009年44位)、少人数学級への前進はほとんどみられません。小学1,2年生が35人以下学級、中学1年が少人数学級を選択制でできるだけで、近隣県より大幅に遅れ、教育後進県になってしまいました。

大型開発で
借金最悪


 その一方、大型開発の見直しができず、県の借金は増え続けています。県財政に占める借金返済の割合を示す実質公債費比率は2011年度には18・9%で過去最悪です。新湊大橋485億円、利賀ダム1150億円、国道8号線立体化230億円に、新幹線の地元負担もあるからです。
 こんどの知事選挙はこうした県政のあり方を変える重要な選挙で、県民の選択が注目されます。

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