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砂田喜昭 2012年9月1日更新  
日本母親大会in新潟
 「TPPと私たちの生活」
   シンポジウムに参加

 8月25、26日に新潟で開かれた日本母親大会に参加したSさんに感想を寄せてもらいました。


 アメリカの
 貧困ビジネスに驚き


 私はTPPと私たちの生活というシンポジウムに参加しました。500名あまりの参加で熱気に溢れていました。コーディネーターはNHKアナウンサーの古屋和雄さんでした。
 JA新潟中央会の高橋一成さん、全国保険医団体連合会事務局次長の寺尾正之さん、全国労働組合総連合の小田川義和さん、日本農業新聞の金哲洙さんがそれぞれの立場からTPP反対を訴えられました。
 驚いたのは、いまアメリカで貧困ビジネスがふえていることです。公的医療保険がないので、医療がいちばん人々を苦しめている。病気になったら医療費が払えず破産する人が多い。日本ではお金のない人には金を貸さないが、アメリカではお金のない人に貸して、払えないとリクルートを通じて仕事を斡旋する。トラックの運転手だというので応募したら、戦場へ連れて行かれてそこで命がけの運転に従事されられたそうです。貧困を食い物にして大手会社がグルになって金儲けをしている実態を聞いて、TPPは絶対反対と改めて思いました。
 参加者の一人が「ここに集まっている人はみんな関心があり、勉強している人だが、まだここに参加していない、隣近所のおばちゃんにも話しかけている」と発言されましたが、本当にそうだなと思いました。
 4時間近くの長い時間でしたが、古屋和雄さんがテレビに出ておられるのと同じ感じで進行され、退屈せずに終わりました。

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