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志賀原発直下に活断層
志賀原発直下に活断層がある可能性があると、国の原子力安全・保安院が認めました。保安院の指摘を受けて北陸電力は活断層の再調査をすることになりました。原発直下に活断層と確認されれば、志賀原発の運転再開はできなくなる可能性があります。
しかし、これまで事故隠しを繰り返してきた北陸電力に再調査させて、ほんとうに信用できるでしょうか。
活断層の危険性 砂田市議も6月議会で指摘
6月議会一般質問で砂田市議は、志賀原発直下で断層が動き、配管が切断され原子炉を冷やせなくなると質問していました。
砂田市議 渡辺満久東洋大学教授らが志賀原発近傍にある富来川南岸断層が活断層である可能性が高いと発表した。これが動いたらどうなるのか。福島第一原発の事故は地震による揺れと津波、柏崎刈羽原発の事故も地震による揺れが原因でしたが、直下の活断層が動くと揺れだけではすまない。地形が変形するわけですから、そのうえにある建物が壊れる。壊れたらどうなるか、原子炉を水で冷やしているが、そのための配管がちぎれて冷やせなくなる。そういう危険もある。
総務部長 住民に納得されるよう、北陸電力が明確にされると思う。
福島第一原発事故 「津波が原因」は疑問
国会事故調
最近発表された国会事故調査委員会の報告によると、政府や電力会社がいう「津波で電源喪失」は疑問だとし、津波の前に、非常用電源の発電機が地震による変形や機器内部の軸のずれによる加熱、焼き付けによって停止した可能性があることも指摘しています。これをしっかり教訓として受け止めるなら、志賀原発で津波対策をとるから安全が確保されることにはなりません。
市は志賀原発の再稼働に反対を
小矢部市は志賀原発の風下に当たり、主要な産業は農業です。稲葉山牧野もあります。原発事故で放射能汚染されると大変な事態になることはこんどの福島第一原発事故でも明らかです。
市として志賀原発の再稼働に反対する態度を明確にすべきです。
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