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防災対策について
砂田市議の一般質問より
3月議会で9日、砂田市議は一般質問に立ち、@防災対策について、A原子力防災対策について、B美術館問題について、C石動駅周辺整備について、D再生可能エネルギーの活用について質しました(写真)。また予算特別委員会では@石動駅のバリアフリーについて、ATPP反対について、B障害者自立支援法の廃止について、C国保税の引き下げについて、D下水道整備について取り上げました。今週号から順次紹介します。
歴史に学び防災教育を
砂田市議 木舟城倒壊(天正13年、1585年11月の天正大震災)という歴史から学び、「小矢部市は地震等が少ない」と「安全神話」に浸っていてはいけない。城だけでなく周りの民家はどうなったか、古文書を調査し、防災教育に活かすべきでないか。
総務部長 歴史上の災害から学ぶべきことは多々あることから、古文書の調査について検討したい。
砂田市議 液状化マップの作成状況は?陸砂利採取による液状化への影響はないのか。
総務部長 11月から作成の業務委託している。業者からは全体的に若干時間を欲しいとのことだが、本年度中の完了を予定している。陸砂利採取後の液状化対応は業者と協議したい。
個人住宅の耐震化促進を
砂田市議 個人住宅の耐震化のために、住宅リフォーム助成を。
産業建設部次長 木造住宅耐震化支援事業を平成17年から進めている。昭和56年以前の木造住宅を対象に45件で耐震診断(県が9割補助)をしている。このうち6件が耐震化工事(3分の2、60万円上限を補助)をした。
砂田市議 2015年までにまだ4000戸ほど耐震改修しなければならない計画だが、耐震診断数も、改修工事数も少なすぎる。災害に備えもっとスピードアップするために、住宅リフォーム助成、耐震シェルター、防災ベッドに取り組むべきではないか。
産業建設部次長 6月議会までに先進地(魚津市、黒部市などの住宅リフォーム助成、高岡市の耐震シェルター・防災ベッド)の調査をしたい。
水害対策
ダムより堤防補強を
砂田市議 水害対策も重要。利賀ダム建設では庄川下流の治水効果がごくわずかだ。それより庄川上流での堤防補強対策を。
総務部長 河川の防災対策について国、県に要請したい。堤防の点検、補強について異常な兆候の早期発見、異常時に迅速に対応できる体制を整えたい。
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