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新しい道路拡幅計画
住民の意向を確認中
市はこのほど石動町(旧町名で南上野町、旭町)で道路拡幅計画説明会を開きました。16メートル道路への拡幅計画を検討するため住民の意向を把握した上で、県と協議したいとしています。
町内会でアンケート
賛否さまざまな声
主要地方道小矢部・伏木港線の石動駅前付近、石動高校への上り口から国道471号線(旧8号線)に接続するところまで300メートルほどの区間で、すぐ近くを旧8号線が並行しています。
この道路拡幅計画については、それぞれの町内会では住民の意向を聞くアンケートを集めました。市は12月議会全員協議会で砂田市議の質問に、「南上野町は90%が賛同し、旭町はおおよそ賛成3分の1,反対3分の1,どちらともいえない3分の1だった」と答えました。賛成する住民の声に、「家の改築を予定しているのでちょうどよい」「朝夕の通行が激しいので歩道を付けて欲しい」、反対意見には、「今の道路幅で十分。駐車も大丈夫。緊急車両も通れる」「過去の拡幅事業を見ても、活気が生まれていない」などがありました。
これまでの道路拡幅計画
町内戸数が2割減
社内上野本線で、2000年に着手した新富町から今石動1丁目まで445メートル区間の道路を16メートル幅に拡幅する事業は、34億4千万円の事業費を費やし、2012年度完成予定です。道路拡幅の結果、該当区間にあった104棟の建物の所有者が98戸いましたが、そのうち19戸が移転し、2割が町内から流出してしまいました。
これではたして中心市街地の活性化に役だったのか、市民の間でもよく議論をしてみる必要があるのではないでしょうか。
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