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    砂田喜昭 2011年11月13日更新  
    決算特別委員会報告
    海外視察
    小矢部市議会も止めよ

    全国でわずか30市のみ参加

     市議会議員の公費での海外視察が全国ではほとんど中止になっていることが、決算特別委員会で明らかになりました。2010年度の税金の使い方を審査した決算特別委員会が10月11日から13日まで開かれ、砂田市議がただしました。

    一人に55万円支出

     昨年10月に、議長を退任した市議がアメリカ・カナダへ9日間の視察に出かけました。このために税金で55万3700円負担しました。「市政にどのような貢献があったか」との質問に、「即とはいえないが・・・大いに寄与できると理解している」との答えしかありませんでした。小矢部市議会はほぼ毎年、議長・副議長経験者を慣例として派遣しています。
     海外視察を主催しているのは全国市議会議長会ですが、全国808市・区のうちで参加市はわずか30市、このうち富山県内が6市を占めています。富山県議会は中止しました。税金を使っての海外視察は止めるべきです。

    ケーブルテレビ
    地上はチャンネルのみは
    料金をもっと安く


     ケーブルテレビの料金引き下げについて、砂田市議は決算特別委員会で市民からの要望を取り上げ、質問しました。


     
    砂田委員 ケーブルテレビの料金について、地上波のチャンネルしか見ないという人については(TVクロスは視聴可能)、セットトップボックス(STB)が不要だから、料金をもっと安くできないかという人がいた。
     市民協働課長 県内では、セットトップボックス(STB)を設置しないプランを設定しているところもあるが(表参照)、となみ衛星通信テレビでは、そのようなプランはもっていない。ケーブルテレビを始めた当初からホームターミナルを付けて、なるだけ沢山の情報を市民の方に得ていただきたいという趣旨のもとに実施してきた。デジタル放送になったからといっても、その趣旨を変えていない。砺波市、南砺市、小矢部市で砺波地域のケーブルテレビ協議会をもっているので、そのなかでも協議されることかと思うが、現在、となみ衛星通信テレビと話をしている段階では、デジタル放送を始めたところでもあり、もう少し普及をということで、早々には変える考えがないと聞いている。

     
    砂田委員 どれくらい普及したら考えても良いとなるのか。小矢部市として、「そんなにチャンネルを見なくてもよいから料金をその分だけ安くして欲しい」と、積極的に提案してみたらどうか。安くすればケーブルテレビにしようかという人も出てくるかもしれない。
     
    市民協働課長 セットトップボックス(STB)付きでも、現実に70%近い接続率があるので、極力、当初の趣旨に沿った形でやっていきたいと思っているが、委員からの意見があったことについては、となみ衛星通信テレビ、砺波地域のケーブルテレビ協識会のなかでも議論の対象とならないかを検討していきたい。

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