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9月議会、議長続投表明で混乱
9月議会では毎年、議長の私約交代が恒例で行われてきましたが、5日の議会初日、中村議長から議長を続投したいとの表明があり、議会が混乱しました。
不信任案は否決
議長の続投に反対の創政会から議長不信任案が出され、採決の結果、可否同数のため、議長席に着いていた石田副議長の決定で否決されました。
これは議会が続投を認めたことを意味します。以前もめていた高岡市議会では不信任案が可決されており、ここに違いがあります。
砂田市議は不信任案には同調せず
市民に納得される決議か
砂田市議は不信任案には同調できないとして、決議案提出者に次の質疑を行いました。
不信任決議案を提出された方々は、これには議長を辞めさせる法的拘束力がないことを理解していながら、なぜ提出されたのか。
議長の任期は法律では議員の任期となっている。私約交代は長年の慣例ではあるが、あくまで私人の間でのたらい回しするための悪習であり、議長が辞職願を出さない限り、問題になり得ない。
議長に飲酒運転事故など不法行為があり本当にふさわしくないのであれば、議長不信任案は、市民からも納得され、意味があるが、今回そのような理由は見当たらない。それでも不信任案を出す理由は何か。
私約交代のルール
見直す機会に
この際、議会基本条例を作った小矢部市議会としては、私約交代のルールを見直す機会として、今後議会全体で議論しようではないか。また、議長選挙についても、名乗りを上げた議員が本会議場で、議会改革や運営についての所信を述べ、選挙をするやり方も提案したい。
砂田市議
民生文教常任委員長に
5日深夜(午後11時半過ぎ)に開かれた9月議会本会議で、砂田喜昭市議は民生文教常任委員会委員長に選ばれ、国民健康保険運営協議会委員、砺波地方介護保険組合議会議員にも選出されました。
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