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文化スポーツセンターの活用
地階、2階も利用できる施設に検討中
旧北陸中央病院跡地にある文化スポーツセンター(埴生地区)は、これまでは都市計画法・建築基準法による建物の規制があって、1階部分しか使用できず、地階と2階部分は使えませんでした。
今年3月に市は都市計画法による用途地域を変更し、法的には建物の全体を使えるようにしました。市は現在、文化スポーツセンターの今後の施設利用について検討委員会を作り、年度内に活用方法をまとめたいとしています。
「利用者の意見を
十分聞くように」 砂田市議
砂田市議は、8月24日に開かれた市議会全員協議会で、「文化スポーツセンターの利用者の意見をよく聞いて、活用方法を検討するように」と、次のように注文しました。
文化スポーツセンターを利用している団体のひとつに芸術少年団があります。陶芸、絵画、雅楽の3部門があります。このほか一般の方も陶芸をしています。砂田市議が紹介したのは陶芸部門です。文化スポーツセンターがオープンしたのは2003年で、当時、陶芸部門では市展に出品できる程度の大きさの焼き物を、数点一度に焼けるくらいの大きさのガス釜を要望していました。そして、市の担当者に実際の窯場の様子を調査してくるように具申していたが、聞き入れてもらえず、結局、小さな電気釜になったとのことです。陶芸では土をこねて形を作るだけでなく、それを実際に焼き上げ、炎の状況でどんな色に焼き上がるか、そこまで見届けてこそ、陶芸のほんとうの喜びがわかるそうです。
砂田市議は「このたび地階と2階部分を使えるように検討しているのだから、利用者の意見を十分聞き、市の担当者自身も他の施設を実地にみてきて、利用している団体、個人に十分満足してもらえるようなものにするよう、努力すべきだ」と述べました。教育委員会はそのように努力すると答えました。
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