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    砂田喜昭 2011年9月4日更新  
    「大空へ飛べ」25周年

     「大空へ飛べ・チャリティコンサート」が25周年記念特別企画として8月27日、高岡文化ホールで開かれました。25年も続いた「大空へ飛べ」には、小学生だった子らも成長し大人になって参加している人もいます。今年は東日本大震災チャリティコンサートとしても取り組まれました。


    参加者の感想


     第1部合唱構成劇「私たちの空」は、親に反発していた高校生が、小学生の頃の「大空」の仲間と再会し、仲間との絆を取り戻すなかで、前向きに生きるようになります。お互いに相手の良さを見つけ、励まし合っていく姿に、感動しました。
     このことは、「こんどの震災で、1人では何もできない、みんなで力をあわせることこそ人間社会の本来のあり方ではないか。いま、「自己責任」論を国民的にのりこえ、温かい社会的連帯を求める大きな変化が、生まれているのではないでしょうか。」と述べた共産党・志位委員長の党創立89周年記念講演と響き合うものを感じさせました。(S)


     2歳半の子どもから大人まで、そして障害を持つ人も一緒になりたくさんのメッセージが伝えられました ― 東日本大震災で被災した人たちを元気付けたい、友達の存在の大切さ、自分らしく生きること、助け合うことの大切さ、そして、戦争や情勢不安定な社会をなくし平和にみんなが暮らせるようにとの願いなど。簡単な手話で歌『明日があるさ』も習いました。たくさんの人で会場が埋め尽くされており、パワーを感じました。(M)


     何より感動するのは出演者たちの生き生きとした姿です。大人も子供も、障害をもつていようがいまいが自分の力を生かされているという実感があるのだと思います。ただ歌やダンスが好きだけでなく、一人一人を大切にし、自己肯定感をもって生きようとする姿勢がそこにあると感じました。(E)

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