バナー2011年8月7日号本文へジャンプ
砂田喜昭 2011年8月8日更新  
「生命尊重」村政 実話物語
映画「いのちの山河」好評!


 「いのちの山河」の小矢部市での上映会が7月10日、好評のうちに終了しました。同実行委員会によりますと、3回上映で入場者は約650名、映画の感想アンケートは220通あまりが寄せられたということです。いくつか紹介していただきました。


「とても美しい映画でした」


 映画全体の感想は、「大変良かった」が80%で、「まあ、良かった」が16%でした。「すべてに感動、とても美しい映画でした」。また「政治の原点を見た」。「今、こんな人がいるかしら」。「小矢部市も良い町にしましょう」などと現実に引き寄せて観た方も多くありました。

「いのちをまもるための
   必死さが伝わりました」


 印象に残るシーンとしては、村長の遺体が雪の峠を越えて村に帰ってくる最後のシーンをあげた人が多く、村の保健婦さんたちの頑張りや新生児死亡ゼロを達成した喜びのシーン、村の議会で、老人医療費無料化を可決するシーン、県当局に、憲法第25条を掲げて押し切るシーンなども注目されました。一方、村長夫婦の夫婦愛や実の娘でなかった娘への母親の情愛などに目が届いた人もあり、映画の多面的な面白さを感じた、とのことです。
 この映画の「生命尊重」、「行脚と対話の村づくり」などのテーマについても熱い共感が寄せられました。

「政治家、かくあるべし、の思いです」

 また、深沢村長の生き方について「村の人たちの幸せを第一に、私心を捨てて行動する姿に感動」、「何事も村民といっしょに話し合い、実行に移してゆかれることがすばらしかった」、「人生のあるべきすごし方について教えられました。この感動を忘れず、小生なりに身につけ、残りの生を送りたい」などとしっかり受け止められました。「今の政治家に見せたい。政治の原点を見た思いで感動しました」、などの感想も書き込まれました。

多くのご支援で成功しました

 200名以上の方々に前売り券を預かってもらいました。特に、長寿会、社会福祉協議会、医師会、公民館のご協力や憲法をまもる小矢部の会の支えが今度の成功の元となりました。

募金・剰余金を
  岩手県漁連へ贈る


 主催者挨拶の結びで、立川昭乗実行委員長が東日本大震災への募金を訴えられ、19、885円集まりました。
 7月25日の実行委員会では上映会の剰余金14、655円とあわせ34、540円を、この実話を生んだ岩手県へ贈ることとし、被災者の代表として岩手県漁連を選び、直送されました。また、実行委員会は会計決算などを了承し、残務処理を呼びかけ団体(憲法をまもる小矢部の会)へ託して、同日解散しました。
 トップへ戻る
砂田喜昭(Yoshiaki Sunata)のホームページへ戻る