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学校・保育所の耐震補強促進を
6月議会一般質問より(3)
呉羽山断層でマグニチュード7・4の直下型地震の場合どうなるのか。富山県は想定を見直し、従来の想定の2・9倍の死者が出るという、たいへん深刻な見通しを発表しました。建物の耐震化を、現在の68%から目標とする85%にできると、死者が半減するとの見込みも明らかにしました。これを受けて県は県立高校などの耐震化を2年早めるといいます。
残るは石動小・大谷小
東部小・石動東部保育所
砂田市議 小矢部市では今、石動小学校の耐震化のための全面改築をすすめており、2014年4月から新校舎になる。残るのは大谷小学校と東部小学校、保育所では石動東部保育所。これらの施設の耐震化完了に必要な事業費はどれだけか。また、学校の耐震化について、年次計画を立てて、完成させる予定の2018年を2年早めることができないか。
教育次長 事業費は大谷小学校本館・体育館に2億800万円、東部小学校本館1億1700万円、合わせて3億2500万円と試算。2年早めればとのことだが、石動小学校の完成予定が2013年度で、引き続き2014年度からすすめていきたい。
民生部長 市施設の耐震化は2015年度までに取り組むとしているが、石動東部保育所は、その優先度、財源確保を総合的に勘案し、検討する。事業費は1700万円と試算。
個人住宅の耐震補強促進を
砂田市議 地震被害から市民の命を守る上で、個人住宅の耐震化は決め手だ。耐震化率は48%で、県平均より15ポイント低く、目標とする2015年までに85%にもっていくには、どのような手立てを取るのか。個人住宅の耐震化に60万円の助成をして促進しているが、不十分ではないか。国交省の社会資本整備総合交付金を活用して住宅リフォーム助成制度の充実をはかるべきではないか。また、耐震補強工事のやり方についても、家の外壁に金属製の筋交いを取り付けて安い費用でできるやり方もあるようで、そのやり方を普及することも必要だ。(質問時間の都合で今回は答弁求めず)
総合会館も耐震
補強対象に
民文委
6月議会最終日に民生文教常任委員会報告で、「学校・保育所の耐震補強を、年次計画を立てて促進すること、耐震補強対象に総合会館も含めること」を強く要望しました。
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