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砂田喜昭 2011年6月26日更新  
2011原水爆禁止国民平和大行進
小矢部から石川県への引き継ぎ

 核兵器の廃絶に今年は大震災被災者支援、自然エネルギーへの転換を訴えて2011原水爆禁止国民平和大行進は、6月3日朝日町を出発し、17日福岡町を経て小矢部市役所に到着しました。市役所前では、中村市議会議長や総務課長が出迎え、歓迎の挨拶をされました。
 18日、出発式では砂田市議が激励の挨拶で、小矢部市は志賀原発から45km、風下に当たる位置にあり、いったん事故が起きれば放射能汚染の危険な地域になると原発からの撤退を訴えました。朝日町から広島まで歩き通す桜井正男さん(東京原水協所属)は、核廃絶への決意を述べ、大きな拍手が起きました。
 行進団は市役所前から市街地を行進、「核兵器全面禁止のアピール」署名を集めながら石川県津幡町へと向かいました。途中署名に入り、短時間でしたが署名112筆、募金8700円(被爆者と被災者の支援に半分づつ当てます)の協力を得ました。
 私たち行進団と砺波市を出発した平和マラソン団は倶利伽羅峠を越えた地点で、能登・輪島から行進してきた石川県の行進団の出迎えを受け、平和行進横断幕の引き継ぎをしました。
写真は次のベージに
http://06996341.at.webry.info/201106/article_5.html

平和行進参加者の感想

 
長年の運動が前向きの変化を生みだした

 17日、18日、桜井正男さんを先頭に元気に歩きました。途中、署名行動をしましたが、「あんたら毎年ごくろうさんやね」と、ねぎらいの言葉を掛けてくださる方もいました。福島第一原発の深刻な事故の影響もあり昨年に比べ積極的に署名に応じていただき、この行進に参加してよかったと思いました。
 小矢部市では桜井市長が先頭になり、世界平和市長会議に加入され、議会でも志賀原発の問題に真剣に取り組んでおられることを聞き、たいへんうれしく思います。
 これらの前向きの変化は、国民平和大行進を53年間続けてきた継続の力だと思います。
 一方、原発の「安全神話」を振りまき、バレルまでは隠し続け、危険性を指摘されたにもかかわらず聞く耳を持たず、深刻な事故を起こした原子力行政や電力会社に強い怒りを感じます。(T)

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