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3月議会報告 保育所の統廃合・民営化問題
「答申を尊重するが、丸呑みしない」市長
保育所の統廃合・民営化をめぐって3月議会で活発な議論が行われました。予算特別委員会の多田委員への答弁の中で、桜井市長は「答申を尊重するが、丸呑みはしない」と答えました。
「市民の意向把握を」
砂田市議 小矢部市立保育所統廃合・民営化推進委員会は「大谷校下で保育所4カ所をひとつに統合し、蟹谷校下では北蟹谷、東蟹谷保育所を統合する、津沢保育所と薮波保育所を民営化する」との答申を出した。この委員会には保育問題の専門家や、公募委員も含まれているが、わずか12名の方の意見で保育行政が決められるものではない。
いま共産党はアンケート活動をしているが、それに寄せられた市民の意向にしっかりと答える姿勢が大事ではないか。
「アンケート結果を参考にさせていただく」
民生部長 さっそく答申にもとづくアンケートをとられたようだが、その結果についても参考にさせていただきたい。
「シンポジウムで市民と話し合いを」
砂田市議 アンケートで示された意見の半分以上は、何もいま慌てて統合する必要はないというものだ。ただ、市民のなかにはいろいろな違った意見もある。そこで、この問題について市民が大勢参加して議論する場、シンポジウムのようなものを計画してはどうか。市民自身が今後の保育所のあり方をじっくりと時間をかけて話し合い、考えることも、市民参加の市政運営には有意義でないか。
「デリケートな問題」
民生部長 市民参加のシンポジウムの提案ですが、デリケートな問題でもあり、市としては今後議会や地域住民、保護者との協議により意見・要望を聞きたい。
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