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砂田喜昭 2011年3月20日更新  
東北関東大震災
被災者のみなさんにお見舞い申し上げます


 3月11日(金)、予算特別委員会の最中に東北関東大震災が発生しました。14日に開かれた予算特別委員会で砂田喜昭委員は、これに関連して次の質問をしました。


震災の歴史から
 教訓を学ぶことが大切


 
砂田委員 11日に起きた東北関東大震災で大変な被害になっており、被災者のみなさんに心からお見舞い申し上げます。
今朝(14日)NHKの記者が、自身が地震に遭遇した時、近所の人が「津波が来るぞ、すぐに高台へ逃げろ」と叫んだのでいっしょに逃げて助かったと言っていた。
 これを聞いて私は、三陸地方人々が昔の津波の被害から学んだ行動をとったように小矢部市も歴史の教訓から学ぶことが大切と思った。
小矢部市には、昔、木舟城がつぶれたり液状化がおきたりした。これをしっかり踏まえて対策を取るべきではないか。民間住宅の耐震化がどれだけ進んでいるか、調べて対策を取る必要はないか。
 小矢部市としてどういうことをしていくべきと考えているか。

情報を如何に早く
  知らせられるかが大事


 
総務課長 情報を如何に早くお知らせできるかが、一番だと考えている。できれば防災無線を改修したいと考えているが、多額の費用がかかるので、総合計画には組み込んであるが、すぐにはできない。すぐできることから今回、「いっせいメール」というかたちのことを取らせていただいた。まずはすみやかに情報を伝える方法を検討したい。

公務員の役割がよくわかる

 
砂田委員 たしかに情報が重要だと言うことは、今回よくわかった。役場が流されて、壊滅したら何もわからなくなる。先日の委員会である委員が公務員にエールを送っていたが、市職員のみなさんが市民のためにしっかり仕事できることがたいへん大事だ。
何でも「官から民へ」という新自由主義は大変危険だということが、今度よくわかったのではないか。

原発の安全神話が崩壊

 原発の問題は、世界中で大問題になっている。原発の安全神話にしがみつくことも、これからの国のあり方を考えるときに改めていかなければならないと思う。

小矢部市も支援
 大震災へ消防職員派遣


 14日朝開かれた市議会全員協議会で、県の要請に基づいて実施している市の対応が報告されました。


 消防職員を11日に直ちに4名派遣し、14日に交代要員4名派遣。今後、県からの要請により保健師1名と給水応援として2名派遣予定。
備蓄品の3割程度を提供。16日現在、毛布1千枚余、おむつなどを宮城県、福島県へ発送。弘進ゴムが本社のある仙台へ水を送った際、市も備蓄の水を寄付し発送。
 市民から毛布、バスタオルなどの寄付を18日から20日まで市(桜町遺跡出土木製品管理センター)で受け付けます。 

被災地救援隊派遣時の体制

小矢部市消防が砺波広域消防と合併
地元に詳しい定年消防職員を継続勤務にしてはどうか

             
砂田市議提案

 砂田市議は全員協議会で、消防職員の支援に関して次の提案をしました。


 
 
砂田市議 小松市では被災地へ救助隊を派遣することから、地元での消防力の低下を防ぐために、定年消防職員を継続勤務するよう要請する方針だと、北國新聞に出ていた。
 小矢部市も4月から砺波広域消防組合に統合され、一部職員の人員配置が変わる。そこで、今度退職される職員に継続勤務を臨時に要請したらどうか。若い職員が大震災の救助に派遣されるだろうが、地域の状況をよくわかっている職員がいるなら、救急車、消防車の運用にとって安心でないか。砺波広域消防組合でこれを小矢部市として提案してはどうか。
 
消防庶務課長 広域消防組合の中で市として提案し、検討していきたい。
 
砂田市議 市選出の砺波広域消防組合議会議員でもある議長にも提案したい。砺波広域消防組合議会が近日中に開かれるが、そこでこのことを提案してもらいたい。
 
中村議長 市選出4名の議員で協議した上で対応したい。

 このあと開かれた議員懇談会で、砺波広域消防組合議会小矢部市選出議員としてしっかり発言していくことが確認されました。

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