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2011年度予算概要その2
水道料金値下げへ
基本料金1670円に
富山県は2011年度予算で小矢部市などに供給している上水道用水の単価を1立方メートルあたり5円引き下げて70円とすること、割当水量も5%減らすことを明らかにしました。
小矢部市はこれを受けて2月24日の上水道審議会に、市の水道料金を5円値下げすることを諮問します。市の新年度水道事業会計予算案では、それを見込んだものとなっています。
12月議会で砂田市議が水道料金の値下げを求めていましたが、それが実現することとなります。2006年以来3回目の値下げで、当時に比べると1立方メートルあたり20円の値下げとなり、10立方メートルの基本料金は1870円から1670円になります。
地下水の水質検査を充実
水道未整備地区で地下水の水質検査を1自治会1カ所、定点検査します。検査項目は10項目です。これまでは市内10カ所で毎年検査していましたが、検査をより充実し、ひきつづき安心しておいしい地下水を利用できるようにします。
合併処理浄化槽設置
補助も増額
合併処理浄化槽設置補助をより充実します。下水道認可区域外で設置する場合、これまでの助成にさらに定額分上乗せ補助します。下水道認可区域でも7年以内に下水道整備を見込めない地区にも合併浄化槽設置費の2割程度を助成します。
単独浄化槽を撤去し、合併処理浄化槽に切り替える際に撤去費用の助成をします。ただし、これは将来にわたって下水道をいれる計画のない区域に限られます。
公共下水道促進へ
工事費増額
公共下水道事業の工事費を5億円に増額し、整備促進をはかります。引き続き、水洗化率を向上させるため3年以内に接続工事を完了した場合に助成します。
不妊治療費
全額助成へ改善
不妊治療費の助成を1/2から全額(年間30万円を限度)に改善します。助成できる年数制限も撤廃することで、2人目を望む不妊治療にも適用できるようになります。予算額は300万円です。
この問題で2004年に「砂田喜昭のホームページ」の「掲示板」へ「二人目にも補助を」との問い合わせがあり、砂田市議が同年9月議会で取り上げていた経過があります。
北陸中央病院にMRI
市が3千万円補助
北陸中央病院がMRI(強力な磁場を使って人体の断層撮影をする医療機器)を1億6800万円で整備することに、市が3千万円の補助をします。
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