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砂田喜昭 2011年2月20日更新  
200億円超の 大型予算
市予算案の概要 (1)

 2011年度予算の概要が発表されましたので、今週号と来週号の2回に分けてお知らせします。
 特別会計を合わせた予算総額は200億674万円で、前年比2.9%(5億6864万円)増の大型予算となっています。


石動小学校改築事業は別枠

 これには石動小学校改築関連予算が含まれていませんので、より規模の大きな予算となります。石動小学校改築事業は、2010年度12月補正予算で体育館改築工事に6億7千万円をつけ、2011年度に繰り越して実施します。校舎東棟改築工事は総合計画では10億8900万円を見込んでいますが、これは新年度予算には含まれていません。校舎改築の実施設計を済ませ事業費を確定してから、2011年度補正予算を組んで実施する予定です。この2年度分だけでも合わせて17億円を超える見込みです。

子ども医療費
中学3年生まで無料に

市議選公約が実現


 小矢部市は子ども医療費を中学3年生まで、入院も通院も無料にします。所得制限もなく、すべての子どもが対象となります。重度心身障害者や妊産婦、ひとり親家庭に対する医療費助成と合わせて2億809万4千円を予算化しました。
 昨年の市議選で日本共産党が公約に掲げ、9月議会で砂田市議が実現を求めていたものが実現しました。

中学校普通教室に
エアコン設置

返上した市長退職金で


 すべての中学校の普通教室32教室にエアコンを設置します。予算額2400万円。中学校普通教室すべてに設置するのは、県内初ではないかとみられます。この財源として返上した市長退職金を充てることになりました。
 また、小学校図書室のエアコンは津沢と蟹谷に設置します。これですべての小学校図書室に設置完了となります。小学校普通教室には1階17教室に扇風機を設置します。

平和式典に中学生派遣
平和行政を推進


 昨年9月議会で砂田市議が提案していた平和行政に取り組むことになりました。予算額は118万1千円で、学習教材としてパネルなどを配布すること、平和記念式典に中学生を派遣することなどを行います。

バイオマスタウン構想策定

 木材、竹、生ゴミなど生物由来の資源を生かした再生可能なエネルギーを利用するまちづくりをめざすバイオマスタウン構想をつくるための予算を354万9千円見込みました。
 砂田市議は昨年3月議会で エネルギーの地産地消をめざしてバイオマスタウン構想をつくるよう求めていました。市議会民生文教常任委員会も昨年5月、その先進地北海道滝川市、三笠市を視察しました。

総合会館駐車場拡張へ

 総合会館に隣接する民有地を購入しましたが、新年度にはそこを駐車場として整備し、区画の白線も引き直します。1区画を広くし、車を駐車しやすくします。今年度はその一角でまちなかトイレを建設中です。

専任の図書館司書 1校に一人配置

 小中学校の全校に図書館司書を専任配置します。予算額733万4千円。

大谷小学校のグランド改修

 かねてから水はけが悪かった大谷小学校のグランドを改修します。予算額は4700万円です。

保育所の統廃合協議に10万円

 保育所統廃合対策協議会経費に10万円を見ています。保育所の統廃合・民営化に向けた答申を受けて、市としてどうするか検討するための費用を計上しました。関係地区との協議まで進めるかどうか、それは今後検討してみないとわからないとのことです。

保育所の改修

 2247万5千円の予算で、薮波保育所を下水道に接続し、正得保育所に大人用トイレを増設します。
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