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砂田喜昭 2011年1月2日更新  
12月議会一般質問
@水道料金値下げを

 
砂田市議 11月県議会で日本共産党火爪県議に県企業局は「各市への水道用水の供給料金、供給量を引き下げることとした。この受水費用の軽減策については、住民へのサービス向上に充てることがよい。」と答えた。これを踏まえて、来年度、水道料金の引き下げを求めたい。

住民に還元できるよう
県に働きかけたい


 産業建設部長
 水道料金の改訂については、県企業局との具体的な量や額が決まってからとなりますが、受水費削減に伴う利益を水道料金の引き下げとして住民に還元できるような受水単価や受水量の引き下げとなるように、県企業局に働きかけていきたい。

A市営バスの運行改善を

 砂田市議
 市営バスが三台体制になり、ダイヤが12月6日から改正された。市内のかなり広い地域をカバーする市営バスとして、県下では余り例を見ない素晴らしい取り組みだが、バス三台で広い地域をカバーするために、ダイヤの面でこれまでより不便になったところもできた。朝晩の通勤・通学時間に合わせたダイヤにしたため、高齢者が日中利用することが多かった地区では、たいへん不便になったし、総合保健福祉センターでの乗り継ぎに一時間半も待たなければならないところもできた。
そこで、利用者からアンケートをとり、改善を進めることも重要だ。ダイヤの改善、見直しと、バスの台数増についての計画は。

 
民生部長 今後ともアンケート調査などにより幅広く市民の要望もお聞きし、より利用しやすいダイヤの編成や市営バスの運行に努めたい。

B住宅リフォーム全般を対象にした助成制度に改善を

住宅リフォーム助成
経済波及効果おおきい


 砂田市議
 住宅リフォーム助成制度は、内需中心の経済回復へ効果的で、すでに全国175自治体で実施している。

 住宅リフォーム助成制度は、住宅をリフォームしたい住民に自治体が一定額の補助をするもの。実施している自治体では、工事を地元の中小・零細建築業者に発注していくため、「建設不況」で仕事が減って困っている業者から歓迎されている。岩手県宮古市では総工費20万円以上の工事に一律10万円を支払う制度で、同市の世帯数のほぼ1割にあたる2397件が申請し、この総工費が10億7935万円となり、市では経済効果は4・5倍になるとみている。畳屋、塗装業など建築関連業も受注が増えており、波及効果が大きい。
 小矢部市はすでに政策課題(国が推進する省エネ住宅、耐震改修、介護支援、林業振興など)に応じたリフォーム助成制度をもっているが、十分に活用されていない。PR不足の改善ももちろん重要だが、これらの制度を利用するには、いろいろと条件があり、条件に合わないからと、はじめからあきらめてしまうケースもある。そこで、住宅リフォーム全般に助成する制度をつくるならば、「それならやってみようか」という人も増えるに違いない。その上で、もっと有利な政策課題に応じた助成制度があることがわかれば、それを選択して各種助成制度の利用を高めことにもつながる。
 小矢部市の建築関連業界が活性化すれば、市の経済への波及効果も大きく、税収増にもつながる。ぜひ拡充を。

市民ニーズ、先進地を
調査する


 産業建設部長
 住宅リフォーム助成制度については、政策課題に基づいた増改築に対し支援を目的に創設されている。これまで同様目的を明確にした助成をしたい。家屋の修繕補修、模様替え、増築などリフォームすべてを対象とした助成制度の創設に際しては、個人資産の形成につながるという観点から、その政策目的を明確にする必要があり、今後リフォーム助成の市民のニーズや先進地の状況を調査して判断したい。
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