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砂田喜昭 2010年12月26日更新  
2009年度決算認定に反対討論

 12月議会が9日に開会し、初日に2009年度決算が認定されました。砂田市議は一般会計と後期高齢者医療事業特別会計の認定に同意できないとして、三つの理由を挙げて反対討論しました。

理由1 後期高齢者医療制度存続が前提

 民主党菅政権は国民に廃止を約束していたにもかかわらず、75歳以上のお年寄りを別勘定にして保険料を決める仕組みを残そうとしており、これを前提にした決算には同意できない。

理由2 在来線しか止まらないのに駅南開発

 関係住民への負担軽減を図ったことは評価できるものの、人口増や活性化のために活用できる保留地はわずか5区画2000uしか残らない。
 「在来線しか止まらない小矢部市で駅南開発をしても、南砺や砺波から石動駅を利用するわけがない」という声が、議員の一部からも聞かれる。

理由3 海外視察に49万円は浪費

 税金の無駄づかいを正すべき市議会自身が、海外視察に49万4,500円を支出している。
 議長、副議長を経験した翌年に全国議長会などが企画する海外視察に出かける慣習となっているが、税金を使って視察する以上、小矢部市として解決すべき課題があって、それを解明するには海外で視察しないとわからないものに限定すべきだ。
 見聞をひろげる程度なら、自分のお金で旅行すればよい。全国議長会の海外視察に参加する市議会はごくわずかだ(今年度米国・カナダへは全国で11市、オーストラリア・ニュージーランドには8市)。
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