バナー2010年11月14日号本文へジャンプ
砂田喜昭 2010年11月14日更新  
市民の暮らし助成制度
活用促進をはかれ

決算特別委員会 砂田市議求める

 市議会は10月25日より3日間、決算特別委員会を開いて2009年度小矢部市決算を審査しました。砂田市議が取り上げた問題を中心に、その概要を報告します。


 国民健康保険税
    減免制度改善
  効果あらわれる


 小矢部市は09年8月に、生活困窮者の国民健康保険税を減免するための要綱を改善しました。派遣切りやリストラで職を失った場合に国民健康保険税を減免して救済しようというもので、砂田市議が改善を求めていたものです。同年度中に適用されたのは5件で、50万8400円が減免されました。これまで国保税の減免が一件もなかったことに比べれば、改善効果が現れています。
 小矢部市の減免基準は、生活困窮者にその困窮の度合いに応じて救済しようというもので、3ヵ月の平均収入額が生活保護基準生活費の1・2倍以下になった場合に、対象になります。(ただし、世帯の前年所得総額が600万円以下、保有する現金、預貯金等の合計額が生活保護基準の5倍以内であること。土地・家屋などの資産があっても対象となる。)

 おやべの木
    活用促進事業
  利用がたった2件


 おやべの木を使って木造住宅を新築・増改築する場合に1u2万円、上限30万円を助成しようというもので、2007年度から実施しています。09年度に利用されたのはたったの2件でした(07年度からは7件)。この制度は2010年度から県が行っている「富山の木で家作りモデル事業」(上限70万円)との併用が可能です(県、市とも3u以上の木材を使用することが条件)。
 砂田市議は決算特別委員会で、利用が少ない問題点を検討し、活用促進を図るよう求めました。

 下水道接続助成
       5万円
  利用は36件


 下水道に接続できる区域になってから3年以内に接続する場合、工事費の2分の1,上限5万円を助成しようというもので、09年度から実施しています。年間150件を目標にしていましたが、36件にとどまりました。
 砂田市議は、下水道への接続を促進するためにも、利用がなぜ少ないのか、問題点を解明し改善を図るように求めました。

 トップへ戻る
砂田喜昭(Yoshiaki Sunata)のホームページへ戻る