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砂田喜昭 2010年8月22日更新  
ふるさとトーク in 興法寺 小矢部市ゆかりの国会議員3氏

 市ゆかりの国会議員による2回目の「ふるさとトーク」が市内興法寺地区主催で8月15日、南部公民館を会場に開かれました。
 1回目は2年前のお盆の日、興法寺出身の馳浩衆院議員(自民)と奥さんが興法寺出身で「興法寺の婿さん」笠井あきら衆院議員(共産)の二人の対談として企画されたものです。今回はこれに柴田巧参院議員(みんなの党)が加わり、3名でトークショウが行われました
(山田参院議員は公務のため欠席)。

 来賓挨拶に立った桜井市長は、「地方にいると東京一極集中を痛感させられる。しかし、地方の再生なくして、日本の再生はない」と発言、地方の活桜井市長の来賓あいさつ性化への支援を各国会議員に要望しました。このほか沼田市議会議長、筱岡県議らがあいさつしました。
 このあと3人の国会議員による討論が始まりました。

  
3氏の国会報告

 
柴田巧参院議員は、「国会議員になって20日、議員会館は822号室。気軽に尋ねて欲しい。小矢部市在住の国会議員としてみなさんの声を国会へ運ぶ」と述べました。
 
笠井あきら衆院議員は、先の臨時国会の予算特別委員会で取り上げたことを紹介。国の財政再建には税金の「入り」と「出」を見直すべきだとして、まず「入り」の部分では、財界大企業役員の巨額な報酬への適切な課税こそ必要だと強調。「出」の部分では、米軍への思いやり予算を取り上げ、米兵のためのゴルフ場移設で面積を3.6倍にし、134億円もつぎ込むことは正すべきだと述べました。
 
馳浩衆院議員は、児童虐待の問題を取り上げ、2004年の法改正で、通報があってから48時間以内に自治体や児童相談所が対面で安否確認をすることになっていること、それに協力が得られない場合に警官の同行を求めることができることを紹介し、この仕組みを職員に徹底できていれば大阪での虐待も防げたのではないかと述べました。

  
米価下落をどう防ぐ

 このあと各議員によるフリートークに移り、農業問題、消費税増税、公務員や国会議員削減などについて議論が交わされました。
 
氏が「民主党の戸別所得補償では米価値下げを防げない。自民党は過剰米の買い入れを緊急に求めている」として、笠井氏に見解を求めました。
 
笠井氏は、民主党の戸別所得補償政策について、全国一律ではなく地域の実情に応じた対策が必要だと強調、共産党は価格保障、所得補償を組み合わせて米1俵1万8千円を保障すると述べました。馳氏は「それは高す笠井あきら衆院議員ぎない?」。笠井氏「いや、生産コストをまかなえないとダメだ」。さらに笠井氏は、備蓄米の買い入れはもちろん、畜産や果樹、野菜などの価格保障対策も重要と指摘。「民主党は農産物の輸入自由化促進だが、これにはきっぱりと『ノー』だ。ミニマムアクセス米も中止すべき。食料自給率50%をめざしているが、そのためには農業予算の確保が大事。予算に占める農業予算の割合が自公政権時代の09年は4・9%だったが、民主党政権になって4・6%に減っている、軍事費の半分しかない。ここを改めたい。」と述べました。
 
柴田氏は「意欲ある農家に投資する。地域主体で農業政策を決められるように仕組みを変えたい」と発言。馳氏は「地域主体とはどこか。北陸農政局か、県庁か」と突っ込みをいれ、柴田氏が「みんなの党は道州制をめざしており、北陸州」と答えました。馳氏は「ホップ・ステップ・ジャンプではなくて、いきなりジャンプか。道州制の前にどうするの」と疑問を柴田巧参院議員呈しました。

 消費税増税ノー

 このあと話題は消費税と公務員、国会議員の削減に。
柴田氏が「増税の前にやることがあると訴え、これに国民から支持が寄せられた」と発言、馳氏が「それでは何をやるのか」と問い、柴田氏が「行革で公務員を減らす。経済成長を図る」と答えると、「公務員の生首を切ることになるからすぐに人件費を少なくできるものではない。それまでどうするのか」と、馳氏。
 
笠井氏は、「消費税は低所得者ほど負担が重くなる。だから増税には反対だ。先ほどの大企業トップなど稼いでいる人に応分の負担をしてもらうべきだ。共産党は大企業が敵だと言っているのではない。応分の社会的責任を果たすべきだと言っている。大企業が儲かっても、役員報酬ははずむが、従業員の給料は増えていない。大企業の内部留保のほんの1部を賃上げにまわすだけでも内需が拡大し、景気回復につながる」と強調しました。

 
国会議員削減か

 国会議員の削減について
笠井氏は、「民主党の比例代表削減には、自民党もみんなの党も反対と言っている。比例を削る狙いは民主党のT党独裁をめざし、消費税増税法案を通すことにある。ダメな国会議員は選挙で選ばなければよいのではないか。身を削るというなら、政党助成金をこそもらわなければ良いではないか。共産党は「しんぶん赤旗」の代金と個人献金でやっている。」と述べました。

  
非正規公務員労働者の
         待遇改善


 公務員削減について
笠井氏は、「高級官僚の天下りなど政官財癒着を断ち切らなければならないのは当然だが、窓口で国民に奉仕している公務員を削ってはいけない。ハローワークで非正規職員が増えている。どれだけだと思いますか、馳さん」。馳氏「2割くらい?」、「いや、6割が非正規だ。窓口で応対している非正規職員が、自分より高い賃金をもらっていた人の就職相談に応じている」と笠井氏。「公務員の非正規労働者は産休も取れない。」 これは桜井小矢部市長もそうだと認めました。馳氏も正規、非正規を問わず待遇が同じでなければならないと、この問題では自民党も共産党も一致しました。

 学力テストは見直しか

 
氏は「学力テストで吾が子の学習上の課題がわかった」と、民主党の学力テスト見直しに異論を唱えました。笠井氏は「学校格差を拡大させるから学力テストは止めるべき。やるべきは少人数学級で一人ひとりの子どもの個性に合馳浩衆院議員わせた教育ができるようにすべきだ」と述べました。

  
参加者の感想
 
 最後に、参加者から次のような発言がありました。
 Aさん 「私は自民党員。参院選では柴田氏に投票したが、笠井さんのファン。笠井さんの笑顔、ファッションがすてきで、言葉がたいへん柔らかい。しかも今ほどのトークでもわかるように問題点をつくのはなかなか鋭い。」
 Bさん 「馳さんに一言。学力テストの問題で、学習をなぜ急がせるのか。教室に二人の先生を付けて基礎をしっかり身につけさせたらよいのではないか。基礎さえわかれば、後は力がついていく」

 
  「ふるさとトーク」に参加した人から「テレビ討論よりおもしろかった」「来年もまたやって欲しい」と感想が寄せられました。
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