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砂田喜昭 2010年5月11日更新  
「核兵器のない世界を」国際署名
新婦人小矢部が署名の訴え

  
新婦人小矢部は、4月28日八重桜祭でにぎわう倶梨伽羅不動へ出かけ、「核兵器のない世界を」国際署名を訴えました。
倶利伽羅八重桜まつりで署名する新婦人の方々
 
核兵器 地球を廃墟にするね

 「私たちは戦争を体験しているからね。戦争は絶対あかんちゃ。」と、不動寺の催し物に急ぐ中、快く署名に応じてくださいました。
 「世界には二万発以上の核兵器があるがやよ。地球を全部廃墟にしてしまうね。」と、教えてくださる方もおられます。「国連に署名を届けたいんです。」と言うと、「会議があるそうやね。」と答えてくださる方もおられます。

 
益川さんや張本さんも訴え

 広島市長・長崎市長をはじめ、ノーベル賞の益川敏英さんや元プロ野球選手の張本勲さんたちの署名を訴えるポスターの写真を見つめる方もおられます。不動寺への階段を息を切らしながら上り「手が震える。」と言いながら署名し、「ご苦労さん。」と声をかけてくださると寒さも忘れて心が温かくなりました。
 
 この日1時間あまりで116筆の署名をしていただきました。いただいた署名は、新婦人富山からニューヨークへ出かける代表に託し、国連へ届けました。
 
 新婦人は、核兵器が世界からなくなるまで日本中でこの活動を広めていきます。

 
5月3日から28日の日程で世界のほとんどの国が参加し、ニューヨークの国連本部でNPT(核不拡散条約)再検討会議が開かれています。1970年から5年に一度開かれ、核不拡散・核軍縮・原子力の平和利用などについて検討されてきました。
 今年は世界の反核世論の高まりの中で、核抑止力論を乗り越え、2000年の再検討会議で採択された核兵器のない世界への「明確な約束」が実行されるために大きな歩みを踏み出す好機といえます。


    
690万人分、国連に届ける
 
 さまざまな人々が、唯一の被爆国として「核兵器のない世界を」の署名を国連に届けようと取り組んでいます。首長を先頭に呼びかけている自治体やアメリカの高校生にも署名運動に参加してもらおうと訴えた長崎の高校生など、全国で行われています。
 5月2日、日本で集められた690万を超える署名がNPT会議に手渡されました。
 
 新婦人も、全国で140万6596筆(4月21日現在)を集めました。これをさらに200万筆を目標に取り組んでいます。

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