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砂田喜昭 2010年4月20日更新  
消費税増税、いやーヤワ
経済立て直しや財政健全化
共産党
市民と対話 署名訴え

 マスコミや国会で消費税増税の議論がまたぞろ活発になってきています。日本共産党小矢部市委員会では、消費税増税を切り口に、日本経済の建て直しや財政健全化の方向を市民の皆さんと語り合おうと、10日、石動町部へ繰り出しました。
 署名簿を間において交わされた会話を紹介します。


ヨーロッパでは
生活必需品は非課税


 
市民A・・「ヨーロッパは、消費税、高いがやろ。その代わり、社会福祉が充実しとるさかいね」
 
共産党員K・・「税率の数字だけ見ると、そのとおりですね。だけど、食料品など生活必需品には消費税はかからないから、実質的には、日本のほうが、今もうすでに、ヨーロッパより高いのですよ。ヨーロッパの消費税は、昔の日本の物品税のようなもので、ぜいたく品には高率だが、生活必需品には0%なのです」
 
市民A・・「ダイヤモンドや高級ぜいたく品にはしっかり税金をかけて、食費や医療費は税金なしにしてほしいね」
 
共産党員L・・「今まで、消費税を導入するときも、3%から5%に引き上げるときも、福祉財源のため、と政府与党は言ってきたけれど、福祉予算は増えるどころか逆に減らされていますよ。増えたのは、大企業の内部留保と大金持ちへの減税です」

 
89年度(消費税導入年)から10年度までの
   消費税額累計       224兆円
   法人3税の減税額累計  208兆円
                   (10年度分は予算見込み)
 株取引の税金  20%から10%に減税


赤字でも消費税 「タマラン」


 
市民B・・「商売が赤字でも、消費税はもっていかれるからな。これ以上上げられたらたまらん」
 
共産党員K・・「身銭切らんにゃならんのは、しんどいことですね。家中で署名してんか。増税反対の声をしっかり政府や国会へ届けましょう」

財源は大企業の内部留保で

市民C
・・「『反対や』、云うたって、結局、増税されるがやろ。ほかに財源が無いからの」
共産党員L・・「いや、財源はあるがやチャ。大企業はここ10年ほどで、内部留保を90兆円以上も積み増している。大金持ちには減税を続けている。軍事費は、先進諸国では減らしているのに日本はじりじり増やして年5兆円近くにもなる」
共産党員K・・「今の不況は、国民の購買力が不足しているから起こっているのに、消費税で国が国民からお金を取り上げてしまうと、いっそう購買力が衰えて、不況が深まる。金のたまっているところから出してもらうのが、不況脱出の決め手や」
市民C・・「あるところにはあるということは薄々知っとった。そやけど、あいつら出さんまいが。金持ちほどケチやさかいな」

変革へ 国民の声がカギ

共産党員K
・・「そこやちゃ。政府も頑張らせんならんし、新しく法律も作らんなんやろ」、「そのためには、署名も大事やし、選挙も大事や。消費税増税反対を貫いている共産党を大きくして、政府をしゃんとせんにゃ、アカん」
市民C・・「署名はちょっとでけんが、選挙なら考えておるちゃ」
共産党員K・・「なんに遠慮しとるかいね。国民が政府や国会に物言うのは、民主主義の世の中では、あたりまえのことや」
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