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住宅リフォーム助成制度の拡充を
3月議会質問より
『住宅リフォーム助成制度』では、地域住民が住宅のリフォーム・改修を行った場合にその経費の一部を自治体が助成します。
この制度は、住宅の改善を容易にするとともに、中小業者の仕事おこしにつながり、その経済効果は助成額の数十倍にも上ります。助成制度の活用促進を図る立場から質問をしました。
砂田市議 小矢部市も、住宅改修にかかる助成制度をいくつもつくっている。下水道の水洗化助成制度は今年度初めて導入し、32件の利用があった。これまでは、水洗化促進には融資制度しかなく、その利子補給程度ではほとんど利用されなかった。今回の水洗化助成は1件5万円で、目標とした150件の利用には及ばなかったが、融資制度に比べるならば、大変好評だった。(一覧表の網掛け部分参照)
これら小矢部市の住宅改修にかかる助成制度の活用状況と問題点、改善策について報告を。
産業建設部長 活用状況は一覧表の通り。建築に関する助成制度についてはパンフレットの作成、全戸配布とともに、建築関係者に対し説明会を行うなど制度の普及に努めてきた。
小矢部市での住宅リフォーム助成の実績
小矢部産木材活用に助成
産業建設部長 今後リフォームへの要求が高まると思われることから、支援の目的を明確に、真に援助を必要としている方に重点的に助成したい。
リフォームすべてを対象とした助成制度創設には慎重に判断したいが、「おやべの木活用促進事業」と平成22年度から県が始める「富山の木で家作りモデル事業」を併用すれば、かなりの住宅リフォームに活用できる。
「おやべの木活用促進事業」とは
市産材を使って住宅の新築、増改築をすると市が助成金を出す制度。
助成の条件 市産材を3立方メートル以上使うこと
助成額 1立方メートルあたり2万円を補助。
上限は30万円。
「富山の木で家作りモデル事業」とは
県産材を使う新築・増改築で、市の制度と併用可能。
助成の条件 県産材を最低3立方メートル以上使うこと。
助成額 1立方メートルあたり2・5万円を補助
上限は70万円。
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