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砂田喜昭 2009年12月24日更新  
戦争はダメ
赤紙配って、宣伝

   富山県母親連絡会
     12月8日太平洋戦争開始日

 12月8日は、日本が太平洋戦争を始めた日です。早朝に石動駅前で、午後2時からピアゴ前で、富山県母親連絡会「赤紙」配りをする母親連絡会のメンバー=12月8日ピアゴ前が毎年行なっている「赤紙配り」平和宣伝に取り組みました。


「核兵器のない世界を」に賛意、激励

石動駅前で


 「68年前の今日、日本軍はハワイの真珠湾を攻撃し、太平洋戦争に、突入しました」、「これが召集令状、『赤紙』です」などと声をかけながら、ビラを通勤通学の市民に配りました。この冬一番の冷え込みの朝にもかかわらず、ほとんどの人がポケットから手を出して受け取ってくれました。「戦争はダメだ」、「エライ方々はまた、戦争を考えているのでは」、「ご苦労さんです」などの声。家族を送ってきた男性も、ビラの中の「憲法をまもろう」、「核兵器のない世界を」などの訴えを見て、「これはいいことだ。続けてほしい」と激励してくれました。
 早朝の駅前では、小矢部平和委員会、高教組などからの5名で300枚を配りました。

「どうしてあんな戦争したんかね」
ピアゴ前で


 午後2時からは、新日本婦人の会が中心になって、ピアゴ前でも「赤紙」を印刷したチラシを配りました。
 買い物客はチラシを見て、「今日は12月8日やったね。どうしてあんな戦争を始めたんかね。」(70代女性)、「親が戦死して苦労した」、「テレビの特集番組を見た」などと話されました。
 「へえ、これが・・・。初めてみました。」(50代女性)との声も聞かれ、子ども連れのお母さんが興味深そうに手にとって読む姿もありました。
 核兵器廃絶の運動が世界中で高まるなかで、子どもたちの未来のために、憲法9条を守り、戦争のない平和な地球を築くことを呼びかける取り組みとなりました。

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