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9月議会一般質問
並行在来線の運行について
砂田市議 こんどの政権交代を受けて、旧与党合意を見直せと、働きかけられないか。鉄道輸送は人の輸送も貨物輸送も、地球温暖化対策としてきわめて重要であり、在来線をひきつづきJRの責任で運行させること。
企画室長 政権交代をもってして、分割民営化が方針転換できるとは、現時点では考えていない。
A 在来線の県境分離をさせないこと
砂田市議 北陸本線の県境分離は絶対に避けてもらいたい。県境分離で運行会社が違うと、それぞれの会社が初乗り運賃を取ることになるため、運賃の値上げが生じる。
現在の北陸本線は、列車指令、車両基地の配置などの鉄道システムは県境を考慮しておらず、一体のものとして運営されている。これを県境分離したら、各県ごとに新たな設備投資が増えることも予想される。
鉄道貨物輸送がどうなるか。第三セクター鉄道が将来にわたってきちんとレールを維持してくれるのかが、物流業者の懸念材料となっている。環境問題を考えると、トラック輸送に比べ鉄道輸送は優れている。県境分離させず、一体のものとして運行してこそ、鉄道輸送のネットワークが守られる。
企画室長 県境分離運行が効率的で事業収益が望めるものと考えていない。今年度、富山県並行在来線対策協議会において、金沢・糸魚川等県境を越える運行の調査検討がされることになっている。県境に位置する本市の立場から、小矢部市民に不利益が生じないよう、今後も注視してまいりたい。
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