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奈良時代の住居跡
水牧遺跡
新新幹線建設に伴う遺跡調査で若林地区水牧から飛鳥時代の土器、奈良時代の住居跡が発見され、8月22日に現地説明会が開かれました。
遺跡は大谷小学校の西側に位置し、小矢部川と黒石川に挟まれた微高地に立地しています。県道富山戸出小矢部線の南側から遺跡が発見されたのは珍しいことです。以前に行われた土地改良事業のときのブルドーザのキャタピラ跡も見えました。当時、もう少し深く掘って工事をしていたら、遺跡が残らなかったかもしれません。
竪穴住居は1250年ほど前の奈良時代のもので、大伴家持が越中へ来たころの時代だそです。食物を煮炊きしたカマドの跡も見つかっています。見つかった住居跡は4つで、広さは3畳から6畳くらいのものまであります。説明員の話によると、住居は30年くらいで場所を移動して建て替えるとのことでした。
出土した土器には飛鳥時代のものも見られ、1400年前、聖徳太子が活躍していたころには、もうここに人が住んでいたことがわかります。
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