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砂田喜昭 2009年4月6日更新  
3月議会予算特別委員会
学校給食

給食センター調理部門を民間委託

調理員は全員雇用 


 学校給食センターの調理部門を株式会社メフォス(本社・東京。資本金10億円余。社長・熊島俊二氏)に委託します。市は、指定管理料として3年間で1億7293万5千円を支払います。給食センターの市職員は8人から2人になります。調理員として働いていた15名の臨時職員は全員がメフォスに雇用されるとのことです。

献立、食材の
  調達は市で


 予算特別委員会で砂田市議は、献立や食材の調達、食育の取り組みなどについて質問しました。
 教育次長は「献立は従来通り、小矢部市、現場的には栄養管理士がおり、栄養士がやります。」「材料の検収、発注は従来通り小矢部市が行う。」「給食だよりなどの食育は従来通り行う。地産地消もこれからもすすめる。」「調理前の残滓の堆肥化については、要請があれば対応する。」とこたえました。

上水道

市の自己水源による
家庭用井戸への影響は?


 「金屋本江の市の井戸が家庭用の井戸に影響がないか」との心配の声が寄せられたことから、砂田市議は予算特別委員会で取り上げました。
上下水道課長は次のようにこたえました。
 「市の水源地は深さ80メートルの井戸からくみ上げている。過去最大くみ上げたのは平成17年で、年間平均日量1856トン、一日最大では4753トンくみ上げた実績がある。
 平成9年2月に自己水源の揚水試験をした。日量6840トン相当で70分間くみ上げた。その時、地下水は平常より3.31メートル下がったが、復元については8分間でマイナス7センチまで復元したので、家庭用井戸(深さ20ないし30メートル)には心配がないと思う。井戸の水位の調査をしているが、データの蓄積がないので、今後はデータの蓄積をしたい。」

高料金対策
  補助を削るな


 市は、水道料が県下2番目に高いことから、国が高料金対策の補助金を打ち切って以来、その分を一般会計で補助する独自のルールを設けてがんばってきました。ところが、ルールにもとづけば、7299万2千円を繰り入れなければならないところ、2009年度予算では4866万1千円に削りました。予算特別委員会で砂田市議は、「これを正せ」と求めました。
 上下水道課長は砂田市議の求めに応じて、県下一水道料金の安い黒部市の対応を次のように明らかにしました。
 「黒部市の方は、平成20年度に1億4130万3千円、19年度では1億5664万円、水道事業会計への補助金を一般会計から出している。その理由について、本年2月に北陸地方整備局との会合があった際、
黒部市長は『名水の里づくり、名水黒部』をPRしたいため、水道料金について相当分一般会計から補填していると語っていた。」と紹介しました。
 これを受けて砂田市議は「小矢部市は何も1億4千万円も入れなくても、せめて自分たちがつくったルール通りの補助をするべき」と求めました。

下水道

計画を見直す


 津沢地区の下水道事業認可区域での事業着手について質問したN委員への答弁で、市当局は国、県と連携しながら2009年度から2カ年で下水道計画を、次の内容で見直すことを明らかにしました。
@ 基本計画の見直し
 将来人口・事業区域内人口の減少が見込まれ、計画の見直し検討をする。
A 未整備カ所の事業手法の再検討
 公共下水道、農業集落排水事業で整備することとしていたものに合併処理浄化槽を加え再検討する。合併処理浄化槽を積極的に整備手法に加えていく。
B 既設エリアを含めた処理区の見直し
 農業集落排水事業で整備した区域の、将来、公共下水道への統合などを検討する。

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