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砂田喜昭 2009年3月22日更新  
3月議会質問より

保育所から市が撤退?
学校に太陽光発電

保育所から市が撤退?
   厚生労働省の新保育制度案
          
 砂田市議 小矢部市内における待機児童の現状は?
 
民生部長 待機児童はいない。

 
案の段階から市民の間で議論を
 
 砂田市議 厚生労働省は2月24日、保育所入所を自己責任とする新保育制度案、第1次報告を決定した。この案の段階から、市民にその内容を知らせ、議論を巻き起こしていくことが必要だ。

 
市は保育の必要量を認定するだけ
 
 @この新保育制度案は、介護保険や障害者自立支援法をモデルとしている。行政が保育サービスを提供するのではなく、サービスを提供するのは民間。市は「あなたは何時間の保育を利用することができますよ」ということを認定するだけで、保育所を選び、契約するのは親の責任。

 
人によって保育時間がバラバラ
 
 A親の就労形態に応じて「フルタイム」「パート」などによって、保育の必要時間が認定され、細切れ保育が持ち込まれることになるが、それでも集団保育が成り立つと考えるのか。福祉は本来、利用者の生活全体を支援するもので、保育所は子どもの生活全体を見て、成長・発達を保障するものだ。

 
保育時間延長は全額自己負担か
 
 B急な残業で保育時間が延長となったら、その分は全額自己負担となり、親の負担もたいへんだし、
保育所の料金計算もたいへんになる。保育料の滞納を保育所で負担できるのか。

 
低所得者は保育から
      閉め出される恐れ

 
 C保育料が所得に応じた応能負担から、保育利用量に応じた「応益負担」に変えられる恐れが十分にある。そうなると、低所得者は保育から閉め出され、子育てがしにくい社会になり、ますます人口減少に拍車がかかる。

 
保育所の統廃合も
 
 D小矢部市が保育サービスの提供から手を引くと、市立保育所を全部民間保育所に切り替えなければならなくなるのではないか。小矢部市のような人口規模で、民間で現在の保育所全体を維持できる見通しはあるのか。統廃合されるのではないか。
 Eこれらの問題点を市としても洗い出し、保育士や親、市民にひろく知らせ、議論する場をつくるべきではないか。
 
 
民生部長 示されたばかりの第1次報告のその詳細をしっかり精査するとともに、今後の国の動向を注視し、適切な保育環境と拡充を図る観点から、必要に応じ国、県に対して意見を述べたい。
 適切な時期をとらえホームページなどで市民に情報提供したい。現場の保育士、父兄の方々の意見を採り上げて対応すべきだが、もう少し内容が見えてきた段階でお話を申し上げてご意見をお聞きしたい。

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学校に太陽光発電を

市 耐震補強工事に合わせ検討

砂田市議 学校、公共施設に太陽光発電、ペレットストーブの導入を。
企画政策室長 学校への太陽光発電について、今後耐震補強工事に合わせ、国の補助制度について検討していきたい。ペレットストーブについても今後検討していきたい。公共施設についても、環境面に配慮し検討したい。

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