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砂田喜昭 2009年3月8日更新  
3月議会の議案
市民の意見を議会に届けよう

 桜井市長が3月2日から始まった3月議会に提出した28本の議案の主な内容について、お知らせします。市議会の議決を経て決まるのですが、これらの議案について、市民のみなさんが「決めるのか、否決するのか、修正するのか」、いろんな意見を出し、議会での議論に反映させることが大切です。本会議は3月6日、9日(予定)に、予算特別委員会は10日、11日、12日に行われ、いずれもケーブルテレビで中継されます。
 条例の制定、改正について、主なものを紹介します。


保健福祉センター(タワーの湯)
北陸中央病院  行き
便利に


 かねてから要望のあった市営バスの運行が改善され、保健福祉センター(タワーの湯)、北陸中央病院へ行くことが便利になります。年末の29日30日も運行しますが、土日は休みです。この改善は5月7日運行から実施の予定です。

循環線(石動、水島、津沢、蟹谷、埴生方面)
 保健福祉センターへのアクセスを便利にし、4便は津沢南部まで路線を延長します。

正得線
 1便あたり2回北陸中央病院へ立ち寄り、通院が便利になります。石動駅から越前町、総合会館口をまわるコースを追加します。
 県道富山・戸出・小矢部線の柳原バス停から五社バス停区間を自由乗降区間とします。

宮島線
 1往復増便し、桜町、畠中(小矢部住宅付近)間を自由乗降区間とします。

乗り合いタクシー
 各方面とも、少なくとも一便は北陸中央病院、保健福祉センターまで行くように路線延長します。各運行コースの途中であれば、降車が自由になります。ただし、前日予約が必要です。
 
児童図書整備基金条例の制定
大家氏の寄付で児童図書購入


 これは前市長の大家啓一氏からの寄付金1千万円を元に、おとぎの館図書室(クロスランドの向かい、総合保健福祉センターに隣接)で、児童図書を毎年100万円ずつ、10年間にわたって購入するための基金をつくるものです

市税条例の改正案
年金天引きを延期


 公的年金からの市民税の特別徴収(天引き)の開始時期を変更するもので、2009年度以後の個人市民税としていたものを2010年度以後にします。1年延期するのは、県内では小矢部市だけです。

自転車駐輪場設置条例の改正案
放置自転車を処分


 石動駅前にある自転車駐輪場で、長期にわたって継続して駐輪している自転車を移動、処分できるようにするものです。市長は、そのような放置自転車を移動し、適当な場所に保管できるようにします。またそのことを告示し、3ヵ月が過ぎてもなお引き取り手が現れない場合は、処分することができることとします。

商工業振興条例の改正案
企業立地助成金の対象拡大

                    
 企業立地助成金の交付対象業種を拡大します。これにより、運輸業も対象となります。運輸業には道路貨物運送業、倉庫業、こん包業で流通加工を伴う事業が含まれます。また、工場でなくても本社、支社などで事務職、営業職などの雇用効果が大きく、市経済の発展に資すると認められる事業所で、市長が特に必要と認めるものも、新たに対象とします。
 助成率も見直します。県の企業立地助成金の対象となる場合について、土地及び工場等の取得に要する経費が100億円を超えると、助成率を100分の2にします。これまでは700億円を超えると100分の1.25でしたが、助成率を100分の2に引き上げます。(10億円以下は100分の10)。


指定管理者の指定
市民プールはスポーツアカデミー


市民プールの指定管理者は、埴生のメドウスィミングプールを経営している株式会社スポーツアカデミーが応募し、市長より指定したいと提案されています。

サイクリングターミナルは島津

 2度にわたって指定管理者の応募がなかったサイクリングターミナルについて、3度目には2つの業者が応募し、ひきつづき株式会社島津が今後5年間指定管理者となることが提案されています

防災会議条例の改正案
市民も委員に


 小矢部市防災会議に、市長が特に必要と認めた場合に、ひろく市民等を委員に任命できるようにするものです。

土地開発公社の定款の変更

 土地開発公社は、公有地を拡大、造成、管理する組織です。現定款では、理事長は市長となっていますが、その理事長を理事(市長が任命)の互選で選ぶように変更します。桜井市長は、引き続き自らを理事に任命したいとしています。


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