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砂田喜昭 2009年3月8日更新  
小矢部市2009年度
 予算案の概要


 小矢部市の2009年度予算案の概要が明らかになりました。予算規模は、一般会計128億円(前年比8.8億円増)、国保・上下水道など特別会計を含めると200億円(前年比4億円減)となります。
 一般会計が増額となったのは、道の駅「メルヘン小矢部」整備事業に3億5360万円、石動駅南土地区画整理事業に2億525万円、JAいなばのカントリーエレベーター(
穀物の集荷およびその穀物の乾燥、選別、貯蔵などを行う施設)整備事業に5億1293万円などの大型事業に取り組むとともに、子ども医療費を小学生まで無料化するなど子育て支援に2億3164万円を見込んだためです。
 特別会計などでの減額は、前年度の予算規模が上下水道などで高金利の借金をまとめて返済し、低金利に借り換えたためにふくらんでいたことなどが主な理由です。

主な事業の一部を紹介します

おやべ型1%まちづくり事業 
           1417万円

 個人住民税の1%を市民活動や地域活動に充てるものです。田の用水直しに活用したいとの声も寄せられています。

公共交通対策事業 3016万円
 市営バスの運行時間の見直しや路線の延長をします。昨年より循環路線をつくり乗客が増えていますが、一方で寄せられた「不便になった」との苦情に答えて見直すものです。

医療費助成事業 2億1501万円
 子ども医療費は小学生まで無料になりました。昨年10月からの実施でしたが、今年は1年分、1億120万円を見込んでいます。障害者等医療費助成は9850万円、ひとり親家庭医療費助成は1531万円。

放課後児童クラブ実施事業 
           5233万円

 いするぎ、おおたに、つざわ、とうぶ、かんだ5クラブで実施し、大谷小学校では定員増に伴う施設整備もします。

下水道水洗化促進助成金 750万円
 下水道供用開始3年以内に接続工事を完了したら5万円を助成します。

保育所運営事業 2億9485万円
 公立保育所の運営費で、保育所での食育に初めて取り組みます。

埴生保育所大規模改修事業 3670万円
 調理室などの改修をします。

民間保育所運営費 2億3842万円
 石動西部、石動青葉両保育園への委託料で、乳児保育、病児・病後児保育(石動西部)や、体調不良児保育(石動青葉)も委託します。

妊産婦健診事業 2214万円
妊婦健康診査の公費負担(無料)回数を6回から14回に増やします。

小学校多人数学級支援講師配置事業 659万円
小学1年生1学級30人超に一人配置

(石動・蟹谷・津沢に、計5人)。

小学校耐震補強事業 8238万円
蟹谷小の校舎補強工事、東部小・体育館、石動小・校舎・体育館の実施設計

中学校普通教室に扇風機 150万円
3階、4階の教室に取り付けます。

古文書及び史料の整理・調査費  161万円
図書館に保存されている古文書等の整理・調査費

雇用促進住宅退去者の住宅対策 60万円
市内民間賃貸住宅入居者に月額1万円、2年間助成します。

学校給食センター調理部門を民間委託

 学校給食センターの調理部門を株式会社メフォス(本社・東京。資本金10億円余。社長・熊島俊二氏)に委託します。市は、指定管理料として3年間で1億7293万5千円を支払います。給食センターの市職員は8人から2人になります。

国民投票システムづくり

 憲法改悪のために必要な国民投票選挙人名簿システム構築に367万5千円の予算を計上しています(財源は国税)。

クロスランドオアシスひろばに日陰
 
 クロスランドオアシスひろばに250万円で東屋を建て、日陰を提供します。700万円でメインホールの天井の改修もします

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