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砂田喜昭 2008年10月14日更新  
第6次総合計画基本構想に反対

 9月議会最終日の9月24日、日本共産党の砂田喜昭市議は市長提出9議案のうち第6次総合計画基本構想に反対しました。その討論の要旨を紹介します。


問題あり!
駅南土地区画整理事業に40億円


教育、福祉へのしわ寄せが心配

 最大の問題は、今後10年間で石動駅南土地区画整理事業に40億円もつぎ込む計画が盛り込まれていること。

 第一に、新幹線が横切るだけの地区で土地区画整理事業を実施しても、果たして地域の発展につながるか。
 計画では地権者から無償で提供させた保留地、3919坪を売却して得られる7億1400万円を事業費の一部に当て込むが、坪18万円以上で売れなければ資金不足に。地価が値下がりし続けているから、その後始末として、関係地権者に新たな賦課金をかけるか、市が財政負担をせざるをえなくなる。

 第二に、この区画整理事業が市民生活を圧迫する恐れがある。
 小矢部市は2014年度までの財政の収支見込みを試算し、49億円の財源不足に陥ると報告(その最大の要因が自民党・公明党政権による地方交付税44億円削減)。このときに土地区画整理事業に40億円もつぎ込むと、市民生活を支えるための教育、福祉の予算へのしわ寄せが心配だ。
 基本構想からこの部分を削除するように。


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