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砂田喜昭 2008年9月21日更新  
市営バス「メルバス」、いっそうの運行改善を

 利用状況は

(桜井市長) 6月は昨年に比して67名減の2258人、7月は12名増の2275人、8月は63名増2144人で、前年実績に比べて徐々に利用者増となっている。

 今後の改善策は

(桜井市長) 利便性が良くなったという意見とともに、苦情も寄せられている。これらの要望、意見をふまえ、運行コースの改善、自由乗降区画の拡大など、利用者の声を参考にして市営バスの利便性向上につなげたい。
 なお、今回の新たな運行は実証実験としての運行であり、市民の期待に応えるよう、また費用対効果との適切なバランスを保てるよう改善を図っていきたい。

 土日運行やイベント時の臨時運行など乗客を増やす対策を

(砂田) せっかくの市営バスだから利用者増を図るうえでも、土日運行やイベント時の臨時運行などの対策も必要ではないか。昨年実施した日曜のテスト運行では、乗客は平日の38%だった。毎日利用する通勤通学客がいなくてもこれだけの利用者がある。試行の際の目標は平日の40%としており、ほぼ目標を達成していた。また、クロスランドで大きな行事があるときには臨時バスを運行してはどうか。

(桜井市長) 今回の見直しでも検討したが、次のような問題がある。@日曜運行では利用者数が少ない、Aバスの車両整備を土日に行っているが、土日運行すると整備を行う時間が無くなり、安全運行に支障をきたす。B 運行にかかる費用の問題である。市営バスの運賃は一日200円の定額制を採用しており運行に見合うだけの料金収入はなく、県等の補助金もふくめて、市費の補填が必要で、土日運行には現時点では検討を要する。
 イベント時の臨時運行については、たとえばスクールバスを走らせるとか、シャトルバスなど別の手段で検討していきたい。

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