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砂田喜昭 2008年6月22日更新  
日本共産党砂田市議の 6月議会一般質問より(その2)

医師・看護師確保対策を
 
 
砂田市議 その後、市はどのような対策をしているのか
桜井市長
 北陸中央病院の医師確保状況は、公立学校共済組合に粘り強く働きかけ、その結果本年4月から脳神経外科医師の確保で週1日から週5日の診療体制に改善されている。麻酔科医師も1名確保により救急手術にも対応できるようになった。
 看護師不足で3階病床が休診されたが、入院病床再開に向けて4月号の市報で看護師募集を呼びかけた。一方、4月末に潜在看護師の登録や就労相談活動を行っている富山県看護協会に要望書を提出した。今後とも粘り強く努力する。
 県でも医学生に対する修学資金貸与の拡充や県内定着の促進対策を講じている。これらの効果に期待している。

国の社会保障費削減が
地域医療崩壊の始まり


砂田市議
 私はある医療関係者から「小泉内閣以来の構造改革が最大の問題だ。毎年2200億円の社会保障費削減で、06年には診療報酬が3.16%削減された。これがひびいている。このような状態が続くと、病院経営が成り立たなくなり、地域医療が崩壊していく。市民には、医者は高額所得者に名を連ねているから、診療報酬の引き上げというと理解されにくいかも知れないが、このままでは病院が無くならないと、深刻な状態がわかってもらえないのかもしれない。しかし、今が、まさにその瀬戸際だ。」と伺った。ここに最大の問題があると思うが、見解を問う。
桜井市長 大学病院が地方に派遣していた医師を引き上げる動きが相次ぎ、地方での医師不足の原因といわれている。社会保障費削減が直接医師不足の原因とは考えていない。

国に診療報酬の是正を働きかけよ

砂田市議
 診療報酬の是正や、国が社会保障の財源を負担することが必要と、国に働きかけるべきでないか
桜井市長 市長会などを通じ診療報酬の見直しなどを国に働きかけていきたい。


個別浄化槽から
合併浄化槽、下水道へ切り替え促進のための助成制度を


砂田市議
 県は「市町村と連携して検討を始めたい」と言っていた。市も環境対策としても検討すべきでないか。
産業建設部長 県がすすめる切り替えを促進する助成制度については、市としても積極的に県と連携しすすめていきたい。

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