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50周年記念 原水爆禁止国民平和大行進
13日〜14日(福岡→小矢部→石川県)
一歩でも二歩でも、ごいっしょに、歩きましょう
核兵器廃絶を訴えて全国を歩く国民平和大行進が、今年50周年を迎えました。
1954年3月1日、ビキニ環礁でのアメリカの水爆実験に第五福竜丸が被災し、全国で抗議行動が起こりました。1年余りで有権者の過半数に迫る3158万筆あまりの署名を集めた市民運動の力で、翌年55年8月、第1回「原水爆禁止世界大会」が広島で行われます。日本原水協や被団協が結成されて、「核兵器全面禁止、被爆者救援」の原水爆禁止運動が本格的に始まります。
1957年の第3回世界大会のとき、大会会場まで歩くお坊さんに多くの市民が合流し、平和行進の始まりとなったということです。
その後原水爆禁止運動は政治の波にもまれながら紆余曲折を経ますが、被爆の原点に立った「核戦争阻止、核兵器廃絶、被爆者救援・連帯」の目標を掲げ続けた日本原水協の活動が結局世界に受け入れられ、2000年には、核不拡散条約(NPT)再検討会議で、「核兵器完全廃絶の約束」が、アメリカを含む全会一致で採択されるところにまで到達しました。
このような運動の広がりの根本に、常に被爆の原点に立つ日本の原水禁運動のゆるぎない意思がありました。毎年行われてきた国民平和大行進もその表れの一つでした。
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今年も6月5日に朝日町を出発した「富山→広島」コースが、13日〔金〕小矢部に入ります。世話をする小矢部平和委員会の太田房子さんは「核兵器廃絶を願う人が誰でも参加できる行動です。皆さんもぜひ、一人でも、またお友達や家族とごいっしょに、一歩でも二歩でも、行進に参加しませんか。また、千羽鶴を折って行進団に託していただくことも歓迎です」と呼びかけています。
13日〔金〕午後1時、福岡町中央公民館前に集合、17時ごろ、小矢部市役所に到着します。14日は9時30分に市役所前に集合し、天田峠を越えて、石川県行進団へ引き継ぎます。運動の原点と行く末を見つめながら、今年も元気で歩きましょう。
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