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砂田喜昭 2008年5月11日更新  
憲法記念日 笑って学んだ
憲法を守るたたかい
国民の力で進めるとき


 憲法施行61周年を迎えた3日、憲法守れ!と全国で行動が繰り広げられました。富山市では、「日本国憲法をまもる富山の会」が「〜憲法記念日特別企画〜 笑って&学べる 憲法のはなし」を開催しました。

 第1部  学べる憲法のはなし 
 「憲法をめぐる情勢と展望」 


 青山明生弁護士(日本国憲法をまもる富山の会の代表)の講演から、そのポイントを紹介します。

 昨年の今頃、安倍首相は「戦後レジュームからの脱却」、「美しい国日本」など憲法蹂躙発言をしていたが、7月29日の参院選以降、憲法をめぐる情勢は大きく変わった。世論調査でも、「平和憲法」を守ろうと改憲反対が賛成を上回るようになった。この変化の原動力は労働者、市民の運動である。あまりにも大きな痛みを押し付けてきた政府への反撃といえる。
 しかし、3月に自民党が中心であった「新憲法制定議員同盟」に民主党の幹部も役員として参加し、9条改憲の動きが再び起きている。自衛隊は、権力に反対する人々のみならず、マスコミ記者の記者会見での発言まで情報を秘密裏に集めている。 9条「改正」は、人命・平和だけでなく、自由に発言するという個人の尊厳を守るしくみの破壊や、莫大な軍事費による生活の破壊にもつながる。お金が足りないからとガソリン税暫定税率復活再決議をしても、年間6兆円も使っている軍事費は聖域扱されている。 
 とはいえ今の情勢は、改憲手続き法の問題点が指摘され、国民の力で憲法を守るたたかいを進める時間がある。

 さっそく4日〜6日まで、「世界は9条を選び始めた」を合言葉に、幕張メッセで1万人以上が参加して「9条世界会議」が開かれました。そして8日午後6時半から「サンシップとやま」で富山県から参加した人たちの「報告の集い」が行われました。(次号に「報告の集い」参加記を掲載予定)

第2部  笑って憲法のはなし 
「地球のすみずみに憲法の花を」


 
 社会風刺漫談家・ナオユキさん(激励の笑いを出前する「笑工房」所属)による憲法漫談の様子を紹介します。

 ナオユキさんの笑いは、庶民の日常生活を大阪弁でぼそぼそと話す中から生まれてきます。笑いは、話し手と聞き手が互いに通じたときに生まれるということを独特の語りで伝えていきます。確かに隣の人は「ははは」と声をあげているけど、後ろの人の笑いはちょっと遅れたな、という具合です。
 若者受けする軽い笑いから始まって、いつの間にか国民の権利が憲法違反の国民保護法で侵されるとどうなる、という話にまで進みます。
 「戦争になったらな、あんたのうち出て行けいわれたら出ていかんなんやで。」「好きな事言うたらあかんようになったら、大阪のおばちゃん一番に捕まるな。声も態度もでっかいからなあ。」と。
 こんな話を日本国憲法の関係する条文を朗読しながら語っていきます。だんだん考える笑いに高まっていきます。そして最後は憲法前文を朗々と朗読しました。トテモ説得力があり心にしみてきます。会場が感動に包まれたようでした。
 これがナオユキさんの演技者と観客で作るお笑いであり平和へのメッセージなのでしょう。

 若い人の多い集会でした。ナオユキさんの魅力でしょうか。こんなにも魅力的な人がテレビでも見られるといいなと思いました。

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